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ピーターが愛した女たち

ピーターさんがアイドル歌手として大活躍していた1970年代前半、藤嶋はまだ幼稚園に入る前の、乳幼児でした。というか、そもそもピーターさんが芸能界にデビューしたとき、私はまだ受精卵ですらありません。

だから、ピーターさんのアイドル時代を、私はリアルタイムでは存じ上げていません。ただ、物心ついたころには、藤嶋は既にピーターさんのことを、「テレビによく出ている人気タレント」のお一人として認識していました。

そして、子どものころから藤嶋は、ピーターさんのことを「女の人の格好をした男のタレント」とは見ていませんでした。そうではなく、ピーターさんは「男の役も女の役もできる、両方の要素を兼ね備えたタレント」であると、子どもながらにも、そのように理解していました。

ピーターさんは、「男の格好をしているのに女のような所作や言葉遣いをするタレント」ではありません。男役のときはとことん男性的で男前で、反対に女役のとき(というか、女物の服を着ているとき)のピーターさんは、男性であることを感じさせません。もっと正確に言うならば、「男性的な気風の良さがある綺麗な女性」にしか見えません。そのように、2つの性のあいだを柔軟に行き来するピーターさんの個性は、まだセックスのことなどこれっぽっちも知らなかった子ども時代の藤嶋にも、はっきりと違いがわかるものでした。

ピーターさんは近年でも、映画やTVドラマの中で、女性ではなく男性の役柄を演じていらっしゃいます。つまり、デビューから40年という月日を経た現在でも、ピーターさんは、その芸名の由来となった「男の子のような、女の子のような、性のない、ピーターパンのような子」という個性に、全くブレが見られません。

そして、その個性ゆえに、ピーターさんは、俗に言う「オカマのタレント」とか、今日でいうところの「オネエキャラ」とは、同じオープンリーのLGBTのタレントさんであっても、全く違うポジションにいらっしゃるかたです。



そう、ピーターさんの芸能生活は、今年でちょうど40周年というメモリアル・イヤーを迎えているんです。

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