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美味しいお茶と食料雑貨のお店、二子玉川の Lasah では、今月はタガワマコトさんの作品展『さわりたい光』が開催されています。

『さわりたい光』1 『さわりたい光』2
『さわりたい光』3


そして2月20日、タガワさんの作品展とのコラボ企画として、(ともし)さんのワンマン・ライヴが、同じく Lasah を会場に行なわれました。

藤嶋が灯さんのライヴを観るのは、2009年9月6日の Living Together Lounge 以来。もちろん、それ以降も灯さんはずっと継続的にライヴで歌い続けてきています。だからこそ、と言いますか、灯さんのライヴ出演と藤嶋の予定が噛み合わなくても、「大丈夫、また次の機会があるさっ」などと悠長なことを考えているうちに、こんなにも間が開いてしまいました……。ひー。ごめんなさいごめんなさい。



今回のライヴの撮影では、演奏中の灯さんの姿は、すべてセピア・カラーで撮ってみました。灯さんにはセピアが似合うような気がしたので。

灯1 灯2
灯3


この日の灯さんは、オープニングの1曲を除いては、トレードマークの帽子を被らずにパフォーマンス。どうしてかというと、緊張のせいで、ものすごく汗をかいていたから(笑)。Lasah のオーナーさんの話によると、演奏中の灯さんは、後ろから見ていてもわかるくらい、大量に汗が出ていたんだそうな(笑)。

緊張の原因の1つは、マイクがなかったからだそうです。灯さん曰く、自分の前にマイクが置いてあると、それがお客さんとのあいだの壁(と、灯さんは表現していたんだけど、ニュアンスとしては緩衝材といったほうが正確かな?)になってくれて、緊張が和らぐのだそうです。

でも、今回はマイクがないので、お客さんとのあいだの壁がなくて、すごく緊張する、と。

この灯さんのMCって、実は灯さんの歌の世界の性質も同時に説明しているような気が、藤嶋は、しました。
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2011.02.22 Top↑
ルーファス・ウェインライト (Rufus Wainwright)が、代理母出産によって、同性パートナーのヨルン・ヴァイスブロット (Jörn Weisbrodt)とのあいだに女の子を授かったことが、昨日(2月18日)、彼の公式サイト上で発表されました。

The Official Community of Rufus Wainwright

アメリカのゲイ・メディアも、既に複数がこれを報じています。

Rufus Wainwright Announces He's a Dad! (AfterElton.com, 2011.02.18)

Rufus Has a Baby (Advocate.com, 2011.02.18)

これらの記事によると、女の子の名前はヴィヴァ・キャサリン・ウェインライト・コーエン。今月の2日に、ロサンジェルスの病院で産声を上げました。代理母となったのは、レナード・コーエンの娘のローカ・コーエンだそうです。

昨年の12月5日には、エルトン・ジョンが、同性パートナーのデイヴィッド・ファーニッシュとのあいだに、代理母出産によって、男の子を授かっています。また、昨年3月29日のリッキー・マーティンのカミング・アウトは、代理母出産によって授かった2人の男の子の人生に影を落としたくないという理由によるものでした。2008年8月のクレイ・エイケンのカミング・アウトも、ほぼ同様の理由によるものです。



ゲイやレズビアンが、同性パートナーと入籍を行ない、子どもを儲け、家族となる。こうした選択を、異性愛者の価値観やライフスタイルに迎合しているとして批判を展開している、オープンリー・ゲイの著名人もいます。
2011.02.19 Top↑
AfterElton.com が2月7日付で、"AfterElton.com's Top 50 Gay Male Musicians"というリストを掲載しました。

AfterElton.com's Top 50 Gay Male Musicians (AfterElton.com, 2011.02.07)

この記事の冒頭では、リスト作成にあたっての選考基準が説明されています。

それによると、ここに選ばれている50人のオープンリー・ゲイ・ミュージシャンは、ミュージシャンとして大きな成功を収めており、それによってゲイの人権問題について大衆の関心を高め、ゲイ・コミュニティに貢献している人々、とされています。

したがって、上位に行けば行くほど、ミュージシャンとしての知名度も高くなります。

そして、このリストはあくまでもオープンリー・ゲイ・ミュージシャンを対象としたものであり、したがってモリッシーやリベラーチェのように、自身の性的指向を明言していなかったり、あるいは最期までクロゼットだったミュージシャンの名前は、このリストには含まれていません。

それから、デヴィッド・ボウイのように一度はバイセクシュアルを公言したものの、後になってからそれを否定したミュージシャンや、ビリー・ジョー・アームストロングのように、本来は異性愛であっても、LGBTの擁護という政治的意図から、自身をバイセクシュアルと発言したミュージシャンの名前も、このリストからは外されています。



それでは、AfterElton.com が選んだ、50人のオープンリー・ゲイ・ミュージシャンの名前を、以下に紹介させていただきます。

なお、それぞれのアーティストについて、Queer Music Experience.に掲載している日本語バイオグラフィーや、このブログ内の関連記事へのリンクも添えておきます。ぜひ参照なさってみてください。ただし、それらの記事は、総じて更新が滞り気味ですが。すいません。

それと、私がこれまでに紹介できていなかったミュージシャンの名前もたくさん挙がっています。

というか、実はいまだに記事やバイオグラフィーを書けていない著名なオープンリー・ゲイ・ミュージシャンも、かなりの数に上っているのです。

あうー。

ごめんなさいごめんなさい。



それでは、以下がAfterElton.com が選んだ、50人のオープンリー・ゲイ・ミュージシャンの名前です。
2011.02.14 Top↑
『Living Together Lounge Vol.74』フライヤー2月6日は、Living Together Lounge Vol.74の中で行なわれた、ジャズ・シンガーの金丸正城(かなまる・まさき)さんのライヴを拝見させていただきました。

Living Together Lounge は、新宿 CLUB ArcH を会場に、毎月第1日曜日に行なわれている、Living Together 計画のクラブ・パーティです。「HIVを持っている人も、そうじゃない人も、ぼくらはもう一緒に生きている」というリアリティーの共有をコンセプトに、HIV陽性のかたやその周辺のかたがたの手記のリーディングと、アーティスト/ミュージシャンのかたのライヴ・ステージによって構成されています。

※Living Together 計画のサイトはこちら

この日、途中入場だった藤嶋は、ガラス絵作家の高尾弦一郎さんのリーディングから拝見しました。

高尾さんは、冊子『EASY!』からのリーディングのほか、ご自身の半生を手記にまとめたものも朗読されました。

フィクションなどではないリアルなライフ・ヒストリーに、「感動しました」という感想を述べてしまうのは、あまりにも安易で、失礼ですらあるだろうと思いつつ、しかし藤嶋は、ライフ・ヒストリーを語る高尾さんの姿に、感動せずにはいられなかったのです。

もしも藤嶋が高尾さんの立場だったら、絶対に心が壊れていたであろう、数々のつらい出来事。それを真正面から振り返っていらっしゃる高尾さんの語り口には、そうした出来事をくぐり抜けてきた上で自身の人生を全面的に肯定されているかただけが持っておられる、強さと明るさがありました。

その強さと明るさに、藤嶋は感動したのです。

今の自分は、一昨年の末から昨年の初頭にかけてのつらかった出来事を、記憶から抹消しようと、今もあがいている最中です。思い出すと、心身が変調をきたしてしまうのです。

でも、いつかは高尾さんのように、自分のライフ・ヒストリーを後悔なく、まっすぐに語ることのできる日が来てほしいと、思いました。今はまだ無理だけれど。



そして始まった、金丸正城さんのライヴ。

これを観ることができて、本当に良かったです!
2011.02.12 Top↑
とんちピクルス はつはるツアー フライヤー福岡在住、ウクレレの弾き語りとオケを用いてのラップという2つのスタイルを縦横に駆使して、全国各地で演奏活動を展開しておられる、とんちピクルスさんが、『はつはるツアー』と題し、1月26日から2月2日までのあいだ、東京都内およびその近郊のさまざまなカフェやバーで、ライヴを行なわれました。

そのうちの1本、1月27日の市川真間 ALMANAC HOUSE でのライヴに、鹿嶋敏行さんが足を運ばれたという話を、ウェブを通じて伺いました。

それを聞いて、藤嶋はとてもうらやましかったんですね。

だって、せっかくとんちピクルスさんが福岡から東京にいらっしゃっていて、精力的に何本もライヴを行なわれているというのに、藤嶋はそのうちの1本も観られていないだなんて、あまりにももったいない!

……と、そのようなことを考えていた2月1日の夕方、とんちピクルスさんが夜の8時半から、下北沢の lete というバーでライヴを行なうという情報を、Twitter で知りました。

これは行かなくては!

予約は入れてないけど、でも行かねばならぬ!

という強い衝動に駆り立てられた藤嶋、そんなわけで、とんちピクルスさんの『はつはるツアー』ライヴ@下北沢 lete に、足を運んでまいりました。



さてさて。

会場の下北沢 lete は、非常にこじんまりとしたライヴ・バーですが、ヨーロッパの田舎の山小屋風というか、納屋のような風情のある、使い込まれた木肌を活かした内装がとっても素敵なお店です。
2011.02.12 Top↑
1月30日は、おなじみ二子玉川のお茶と食料雑貨のお店 Lasah にて、2010年12月29日の sola さん、そして1月9日の鹿嶋敏行さんに引き続き、今度はゲイ・ミュージシャンの Yosuke さんが、ワンマン・カフェ・ライヴを行われました。

sola さんと鹿嶋さんのおふたりのライヴをそれぞれ拝見したことによって、「Lasah でのライヴはこんな感じ」というイメージが、藤嶋の中では出来上がりつつありました。

が。

そうしたイメージが固定観念化してしまうのをまるで阻むかのように、Yosuke さんの Lasah ライヴは、それはそれはもう、非常~にシュールな音空間でした。

今回の Yosuke さんの演奏スタイルは、鍵盤の弾き語り。使用楽器はキーボードのほか、もう一つ、なんとトイピアノを併用。

この日の Yosuke さんのMCによると、現在岐阜県岐阜市を中心にピアノ・パフォーマー/ピアニストとして活躍なさっている宇野正志さんがトイピアノで「トルコ行進曲」を演奏されている動画を YouTube でご覧になったのをきっかけに、トイピアノへの情熱が生じたのだそうです。

その動画がこちら。


単なるおもちゃとしてではなく、楽器としてのトイピアノの魅力を新たに発掘してみたいという思いから、今回キーボードとトイピアノの併用を思いついた Yosuke さん。

しかし、なんと楽器は、すべて床に直置き。

と、いうことは。

Yosuke さん自身も、床の上に直に腰を下ろして演奏することになります。
2011.02.11 Top↑
12月29日に開催された sola さんのワンマン・カフェ・ライヴ『そらさんいんらさ』に引き続き、年が明けた2011年1月9日には、今度は鹿嶋敏行さんが、同じく二子玉川にあるお茶と食料雑貨のお店、Lasah を会場に、ワンマン・ライヴを開催なさいました。

久保田浩之さん1今回の鹿嶋さんのライヴで伴奏を務められたのは、メジャー・シーンでも活躍されているギタリスト、久保田浩之さんです。鹿嶋さんとは古くからの音楽仲間でいらっしゃいます。

そして、鹿嶋さんとの共演は、ほぼ5年ぶりなんだそうです。

藤嶋がこれまでに観てきた鹿嶋さんのライヴは、実はすべて、ピアノ伴奏でした。だから、ギター伴奏による鹿嶋さんの歌を生で聴くのは、今回が初めて。

加えて、これまでに観てきた鹿嶋さんのライヴは、たとえば第1回LGBT音楽祭であったり、すこたんソーシャルサービスさん主催のワンマン・ライヴであったりと、LGBTというテーマを強く意識した選曲になっていました。

対して、今回のライヴでの鹿嶋さんには、「遊び」が感じられました。パフォーマンスの面からも、選曲の面からも。

とってもリラックスした、打ち解けた雰囲気のライヴだったんです。

この日の鹿嶋さんは、5年ぶりとなる久保田さんとの共演を、心から楽しんでいる様子でした。同じミュージシャンとして単に信頼を寄せているだけではなく、ギタリストとしての久保田さんに、鹿嶋さんは心底から惚れ込んでいるのだという、そんな鹿嶋さんの「愛」が、あふれ出していました。

鹿嶋敏行さん1 鹿嶋敏行さん2
鹿嶋敏行さん3 鹿嶋敏行さん4


さらに今回のライヴは、藤嶋がこれまでに観てきた中で、最も多彩なジャンルに及んでいたものでした。
2011.02.11 Top↑
『そらさんいんらさ』フライヤー2010年12月29日は、二子玉川にある美味しい中国茶と食料雑貨のお店、Lasah(ラサ)にて、ゲイ・ミュージシャン sola さんの音楽活動10周年記念ライヴ『そらてん』に引き続いて、その番外編であるカフェ・ライヴ『そらさんいんらさ』が催されました。

これまでカフェ・ライヴをほとんど体験したことのない藤嶋には、今回の sola さんのライヴを他と比較してどうこうという話はできないのですが、今回の『そらさんいんらさ』は、単に Lasah さんがライヴ・スペースを提供して、そこで sola さんが歌ったというだけのものではありませんでした。

Lasah さんと sola さんの、完全コラボ企画。

まさしく、そう呼ぶのにふさわしいものでした。

sola さんのうたの合間に、オーナーさんがとっても美味しいお茶をふるまってくださるんです。しかも、丁寧でわかりやすい解説つき。全部で4種類くらいだったかな? どのお茶も、淹れるごとに味わいが変化して、すっごく奥が深い。

お茶のセレクト一つひとつにも、温かい「おもてなしの心」が込められていたのが、すごく素敵でした。たとえば、寒い中をやってきてくださったオーディエンスのみなさんの体がよく温まるようにと、ジンジャーとローズマリーがブレンドされたハーブ・ティーがふるまわれたりとか。使っているお水も、オーナーさんのお母さまが sola さんのためにわざわざ遠方まで汲みに出かけられたという美味しいお水が使われていたりとか。

そして、そこでうたう sola さんも、「呼ばれました、うたいました、ありがとうございましたー」というだけでサックリと終わってしまうような、自己中心的な歌い手さんなどでは決してなく、ご自分がこの場所でうたうことの意義をじっくりと考えられ、カフェをモチーフにしたカヴァー曲や、カフェのムードに適した選曲をこころがけるのと同時に、『そらてん』にもいらっしゃっていたお客さまにも楽しんでいただけるよう、セット・リストの差別化も明瞭に意識されていました。
2011.02.11 Top↑
2010年、ゲイ・ミュージシャンの sola さんは、音楽活動10周年を迎えられました。それを記念して、2010年12月26日、阿佐ヶ谷のライヴ・ハウス NEXT SUNDAY にて、sola さん初のワンマン・ライヴ『そらてん』が開催されました。今回のエントリは、そのライヴ・レポです。



まずは、特典グッズのご紹介から。

くま絵師の悠さん描き下ろしの、うさぎヴァージョンの sola さんのイラストの缶バッジ。悠さんがくまではなく、うさぎを描くのって、めちゃめちゃレアなんですよー! かーわーうぃーうぃー!(ギャル口調)。
『そらてん』缶バッジ


そして、豪華な表紙があしらわれた、特製パンフレット!
『そらてん』パンフレット1


……油断していると自動的に折れ曲がってしまう、まるで形状記憶合金のような凝ったギミックのパンフレットです。
『そらてん』パンフレット2


このパンフレットには、sola さんの10年間の活動年譜と、sola さんと縁の深いみなさんからのメッセージが掲載されています。team 共倒れのメンバーのみなさんや、『ソラニワ』シリーズで共演した藤本大祐さん、大吾さん、SEKI-NE さん、鹿嶋敏行さん、藤井周さんはもちろんのこと、それ以外にも体育 Cuts さんや屋良朝友さん、とんちピクルスさん、Guzzle PittKURO さん、響子さん、城野祐樹さん、etc...。そして、『ソラニワ』のフライヤー写真などを担当している写真家の風太郎さんや、ポッドキャスト番組『歌のフリーマーケット』のたけださとしさんも寄稿しているほか、僭越ながら私こと藤嶋も、お祝いメッセージを寄稿させていただきました。

そして! 2001年のマキシ・シングル「さくら さくら」以来となる、sola さんの新CD!

その名も、「空 CD-R #01」

「からの CD-R」ではなく、「そらの CD-R」です(笑)。
「空 CD-R #1」1


収録されているのは、「ぼくがつくった愛のうた」「beautiful」のライヴ音源。

一般的なCDのパッケージの裏面には、「一部の機器では正常に動作しないことがあります」といった内容の注意書きが記載されているものですが、この「空 CD-R #01」の場合、その文章量が半端じゃないの(笑)。

ほら。
「空 CD-R #1」2

sola さん十八番の自虐ネタがギッシリ。かなり笑えます。こういう才能の浪費っぷり、藤嶋は大好きです(笑)。

ちなみに、このCDは裏面の注意書きに曰く、「本人公認の非公式CD」とのこと。それって、公式海賊盤ともまた違うのだよね?(笑)



さてさて、この日のライヴ本編は、全部で3部構成。
2011.02.11 Top↑
開催から時間が経ってしまったライヴの観覧記が続いています。適確なタイミングで記事にすることができなくて、本当に申し訳ありません!

今回は、昨年12月22日に行なわれた、PADDY & NEW TOYZ のライヴ・パフォーマンスの観覧記です。

この12月22日という日は、ロンドン・パンクの雄、ザ・クラッシュのフロント・マンであったジョー・ストラマーが、2002年に先天性の心臓疾患により、50歳の若さで帰らぬ人となった日です。

ジョー・ストラマー(日本語版 Wikipedia)

ジョー・ストラマーの命日のこの日、吉祥寺のライヴ・ハウス ROCK JOINT GB にて、ジョー・ストラマーのトリビュート・ライヴが開催されました。

そして、このライヴには、藤嶋が以前にこのブログや Queer Music Experience.で紹介させていただいた、パディ・フィールドさん率いる PADDY & NEW TOYZ も、出演されていたのです。

パディ・フィールドさんについては、これまでに藤嶋が書いた記事もぜひ参照していただきたいのですが、本当にスゴいかたなんです!

パディ・フィールド バイオグラフィー (Queer Music Experience.) ←読んでね。

伝説の日本人ドラマー、パディ・フィールド(ブログ版 Queer Music Experience.) ←読んでね。

PADDY & NEW TOYZ は、先ごろ新しいギタリストのかたが加わり、新体制となりました。この12月22日のジョー・ストラマー・トリビュート・ライヴは、新生 PADDY & NEW TOYZ にとって初めてのライヴだったんです。

さらに加えて、パディさんは'70年代後期のロンドン・パンク・シーンの真只中に身を置いていた、ただ1人の日本人ミュージシャンであり、ジョー・ストラマーとも実際に面識のあったかたです。

ゆえに今回のトリビュート・ライヴは、パディさんにとっては二重の意味で大切なライヴでした。そのことは、マネージャーさんが運営なさっているパディさんの公式ブログの中でも綴られています。

ジョー・ストラマーとパディ(PADDY PHIELD RETURNS!, 2010.11.11)



さてさて。

この日の藤嶋の服装はかなーり地味だったので、革ジャン率5割の会場の中ではむしろ浮き上がりまくりで(笑)、隅っこで大人しく観ていようかなー、とも最初は思ったのですが、ようやく生でパディさんの演奏を観られる機会を前に、萎縮している場合じゃねーよ! と気を奮い立たせ、カメラを構えながら前のほうで拝見させていただきました。

2011.02.09 Top↑
『Living Together Lounge vol.72』フライヤーこれまた開催からずいぶんと時間が経過してしまいましたが(大汗)、今回のエントリは、2010年12月5日に開催されたHIV啓発イヴェント、Living Together Lounge Vol.72の中で行なわれた、柏本圭二郎(かしもと・けいじろう)さんのライヴの観覧記です。

Living Together Lounge は、新宿 CLUB ArcH を会場に、毎月第1日曜日に行なわれている、Living Together 計画のクラブ・パーティです。「HIVを持っている人も、そうじゃない人も、ぼくらはもう一緒に生きている」というリアリティーの共有をコンセプトに、HIV陽性のかたやその周辺のかたがたの手記のリーディングと、アーティスト/ミュージシャンのかたのライヴ・ステージによって構成されています。

※Living Together 計画のサイトはこちら

12月5日の Living Together Lounge では、圭二郎さんのマネージャーさんも、リーディングで出演されました。

圭二郎さんとの出会い、HIVとの関わり、圭二郎さんの代表曲「世界中のすべてのマリア」が書かれた背景などが、マネージャーさんの口から語られたのちに、その「世界中のすべてのマリア」の歌詞が、朗読されました。

この歌詞の背景には、HIVが深く関わっていたのです。

そして、マネージャーさんのリーディングが終了したあと、間髪を入れずに圭二郎さんのライヴがスタートしました。

2011.02.08 Top↑
「声を聴いて~エコーズ~」ジャケット昨年の12月1日、GtM (Girls to Men)の記念すべきファースト・シングル「声を聴いて~エコーズ~」が、ついに全国発売となりました。

そして12月4日には、HMV ルミネ池袋店にて、GtM にとっては初のイン・ストア・ライヴ&サイン会が行われました。

もちろん、私も足を運んでまいりました!

GtM のみなさんのホーム・グラウンドである、初台のライヴ・ハウス TheDOORS に比べると、CDショップのイヴェント・スペースはあまりにも小さく、GtM のライヴの大きな特徴の一つであるダンス・パフォーマンスも、動きがどうしても小さく制限されてしまうし、音響の設備も簡素にならざるを得ない。

イン・ストア・ライヴって、たぶんアーティストさんの側からすると、従来のファン以外のかたたちにも歌を聴いてもらえる、大事な機会であるにもかかわらず、パフォーマンス環境としては非常に厳しいものがあるのではないでしょうか。

通常のライヴと比べて何かと制限の多い中で、どれだけ最良のものを見せられるか。TheDOORS の外に出て初めてのライヴということもあり、メンバーのみなさんのプレッシャーは、私が想像する以上のものだったことと思います。実際、リーダーのサクヤさんは、いつもに比べるとMCが、もー、メロメロでした(笑)。

私は GtM のデビュー・ライヴこそ見逃してはいるものの、それよりも後のライヴにはすべて足を運んでいたので、このイン・ストア・ライヴでの GtM のパフォーマンスが通常のスタイルとは違うということが、始まる前からわかっていました。だから、この日はいつもとは違う、友人の晴れ舞台を応援するような気持ちで、GtM のみなさんのパフォーマンスを拝見させていただきました。

もちろん、私は GtM の友人を自称できるほど、メンバーのみなさんの身近にいるわけではないのですが(笑)。

だからこそといいますか。

この日のイン・ストア・ライヴで私がいちばん嬉しかったのは、サイン会でメンバーのみなさんと初めて間近で対面できたことでした。

早い話が、ファン心理まる出しの状態だったわけです(笑)。

「声を聴いて~エコーズ~」ジャケット裏
これがメンバーのみなさんからいただいたサイン!


「声を聴いて~エコーズ~」のジャケットの裏にサインをいただくとき、私が自己紹介をしたところ、Twitter でフォローさせていただいているトワさんが、真先に反応してくださって、他のメンバーのかたに私のことを「ブログに記事を書いてくれた人」と、紹介してくださったのです。

私が GtM について書いたエントリを、GtM のメンバーのみなさんは読んでくださっていたみたいで、リーダーのサクヤさんも、最年少メンバーのレオさんも、

「読みました! すごい嬉しかったです! ありがとうございました!」

とおっしゃってくださいました。

私のほうこそ、感激しました。

私がブログにLGBTアーティスト/ミュージシャンの記事を書いている動機というのは、なにも良し悪しを論じたいのではなくて、そのアーティスト/ミュージシャンのかたたちが作品やパフォーマンスを通じて伝えようとしていることを、言語化したいからなんです。

あえて気取った言い方をすると、そのアーティスト/ミュージシャンのかたの志を具体的な形にする、そのお手伝いを、ささやかながらもできたらいいな、と思っているんです。

だから、GtM について私が書いた内容が、もしもメンバーのみなさんの気持ちを少しでも代弁できていたのであれば、それは私にとってはこの上もなく嬉しいことです。

この日のイン・ストア・ライヴでは、GtM のメンバーのみなさんと間近で対面できたことによって、私自身のモチベーションも再確認できたことが、いちばんの収穫でした。



そして12月18日には、今度は GtM のホーム・グラウンドである初台 TheDOORS にて、レコ発ライヴが行なわれました。

この日のライヴでは、GtM のこれからへと期待が大きくふくらむ新しい展開がいくつも盛り込まれていて、これまでで最も充実した内容となっていました。

2011.02.05 Top↑
『ソラニワ vol.3』ウェルカム・ボード開催からずいぶんと時間が経ってしまいましたが、2010年11月23日(火)に新宿 Future Nature Valve にて、アコースティック・ライヴ・イヴェント『ソラニワ vol.3』が開催されました。今回はその観覧記です。

このイヴェントをオーガナイズしているのは、sola さん。ご自分が「ゲイ・ミュージシャン」であることを明言して音楽活動に取り組んでおられるかたです。

sola さんがわざわざ「ゲイ・ミュージシャン」という看板を掲げてうたい続けている理由、それは、『ソラニワ vol.3』のパンフレットに掲載されていた sola さんの『ごあいさつ』の中にも、書き記されています。会場に足を運べなかったかたたちにもぜひ読んでいただきたい、とても誠実な内容なので、ここにも引用させていただきます。

「『ソラニワ』では『LGBTフレンドリー』だの『オールジェンダー・オールセクシュアリティ』だのと、
わざわざ看板に掲げているせいもありまして。結構な頻度で訊かれる質問があります。
『行きたい気持ちはあるのですが、私が行っても場違いじゃないでしょうか』と。
結論から言いますと、これまで実際に足をお運び頂いたことのある方であればご承知の通り、
そしておそらく今夜お集まりいただいたみなさまも既にお察しの通り、どなたでもウェルカムです。
男性も女性も、老いも若きも、どこにも属さない人もどれにも属する人も、
あなたがあなたのままで、ただふらっとお立ち寄り頂ければ、それ以外に何のご準備も手土産も要りません。
(うっかり手土産をご持参されている場合は、ちゃんと受け取らせていただきますからご安心くださいね。笑)
僕たちはただ、あなたがここを訪ねてくる前よりちょっと、ほっこりした気持ちを携えて、
帰ってくれたらいいな、と、ただそれだけを思っています。

そんなわけで、『ソラニワ』です。

前回も全く同じご説明を差し上げているので、ご存知の方はご存知かと思いますが、
ご存知でない方はご存知ではないかと思いますので(まわりくどい)、改めて説明させていただきますと、
わたくし『ゲイ・ミュージシャン』などと名乗って活動を行なっております。
ま、いちいちそんなことを言い訳しなくても、音楽は音楽として楽しんでいただければそれでよいのですが、
『ソラニワ』では敢えてその看板を掲げてうたわせていただきたいな、と。
例えば僕が寒々しいラブソングなんかをうたうとして(笑)、
そこでうたわれている『キミ』とは、必ずしも女の子のこととは限らないんですよ、ということに、
もしかしたら思いを馳せてもらえるきっかけのひとつになるかもしれませんしね。
もちろん、音楽は好きなように聴いて、好きなように受け止めてもらうものなので、
自分の解釈をゴリ押ししたいわけではないけれど、なかったことにされてしまうのもやっぱりちょっと寂しい。

こういう情報は余計な先入観に繋がるだけで、聴く人にとっては要らない知識だという考え方もあるわけですが、
僕は、こういう僕がつくったうたをできるだけまっすぐに、正直に、誠実に届けたいだけなのです。
自分の音楽に対して、きちんと責任を果たしたいだけなのです。
そして、それを受け止めてくれる人がきっといると信じているだけなのです。

そんな僕の思いを受け入れてくれた方々と、今夜一緒にライヴができることを、心から嬉しく思います。」


――こうした sola さんの、「ゲイ・ミュージシャン」としての姿勢に共鳴する「ゲイのミュージシャン」のかたは、残念ながら、現状ではそれほど多くはいらっしゃいません。

この状況は、日本のゲイ・コミュニティに「ゲイ・インディーズ」が誕生するよりも前の時代と、実は何ら変わるところがありません。

つまり、日本のゲイの音楽コミュニティは完全に退行した、ということです。

だからこそ。

2011.02.01 Top↑
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