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ゲイ・コミック・アーティストの田亀源五郎先生が、先月(2013年2月)16日のツイートで紹介なさっていたのが、日系ペルー人の俳優・歌手だというセバスチャン・カストロ (Sebastian Castro)のミュージック・ヴィデオ「Bubble」

"Bubble"
(2013)


私はこれまでセバスチャン・カストロの名前を聞いたことがなかったので、田亀先生のツイートを拝読して以降、自分でいろいろと調べてみたのですが、少なくともこのエントリを書いている現時点では、彼の略歴はウィキペディアのような形にはまだまとまっていないようです。

そこで、彼について書かれたニュース・サイトの記事やブログなどをいろいろと探して読んでみました。

今回のエントリを書くにあたって主に参照したのは、下にリンクを張った3つの記事です。

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2013.03.08 Top↑
今回は、クラシカル音楽の話題です。

アメリカ・テキサス州出身のピアニスト、ヴァン・クライバーン (Van Cliburn)が、先月(2013年2月)27日に、悪性骨腫瘍のため、78歳で亡くなりました。

ヴァン・クライバーン - Wikipedia

クライバーンは、東西冷戦下の1958年に、当時のソヴィエト連邦が前年のスプートニク打ち上げ成功に引き続いて今度は芸術面での自国の優位性をアピールすべく設けた、チャイコフスキー国際コンクールの、その記念すべき第1回で、優勝を果たしました。

ヴァン・クライバーン


当時23歳だったクライバーンは一躍アメリカの英雄的存在となり、『Time』誌の表紙も飾りました。

ヴァン・クライバーンが表紙を飾った『Time』誌
見出しには「ロシアを制したテキサス人」とあります。


そして、凱旋帰国後にリリースされた『チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 (Tchaikovsky Piano Concerto No. 1)』は、クラシカル音楽のアルバムとしては初めてのミリオン・セラーとなり、『Billboard』誌のポップ・アルバム・チャートでも No.1を記録するという快挙を達成。このアルバムは世界で最も売れたクラシカル音楽のアルバムの一つとして、現在でも有名です。

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
(2007/11/07)
クライバーン(ヴァン)

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クライバーン死去のニュースは、アメリカの複数のゲイ向けニュース・サイトでも報じられています。

Van Cliburn, American Classical Pianist, Dies (EDGE on the Net, 2013.02.27)

WATCH: Remembering Gay Pianist Van Cliburn (Advocate.com, 2013.02.28)

ゲイ向けのニュース・サイトがクライバーンの死去を報じている理由は、彼がゲイであったからです。

クライバーンの性的指向に関する記述は、しかしゲイ向けニュース・サイトの記事よりは、『The New York Times』紙のサイトに掲載されている記事のほうが詳細です。

Van Cliburn, Cold War Musical Envoy, Dies at 78 (The New York Times, 2013.02.27)

それによると、クライバーンはジュリアードの学生だったころに、級友としばらくのあいだ恋愛関係にあったそうですが、決して大っぴらな交際ではなかったそうです。そんな彼が開けっ広げに変化したのは、1966年、当時19歳だったトーマス・E・ザレンバと出会ってからのことです。そのときクライバーンは32歳でした。

そして、ふたりの関係は、1999年にザレンバがクライバーンを相手取り、別居手当を求める訴えを起こしたことによって、大衆の知るところとなりました。ザレンバの訴えは、最終的には退けられています。

クライバーンとリベラーチェを比較することには、さほどの意味はないのかもしれませんが、二人ともクラシカル音楽のピアニストでありながらロック・スターと同等の大衆的成功を収めている点や、かつての交際相手から別居手当を求める裁判を起こされて同性愛が世間に曝されたことなどが共通しています。

その後のクライバーンは、トーマス・L・スミスという男性と、何年にも渡って生活を共にしていたそうですが、彼には先立たれています。しかし、長年の友人でもあるパブリシストのメアリー・ルー・ファルコンを始めとする親しい人々に見守られながら、クライバーンは故郷のテキサス州フォートワースの自宅で永眠しました。

ご冥福をお祈り申し上げます。



"Tchaikovsky Piano Concerto No.1 Mvt III"
(1962)



2013.03.06 Top↑
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