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冬の東京レインボー祭りで考えた、「ゲイ・アイドル」の性質の変遷。

 前回のエントリは、2014年1月13日(月)に新宿二丁目で開催された、『第1回冬の東京レインボー祭り』の観覧記でした。

 ここで行なわれた、ダンス・ユニット、DOt It さんのパフォーマンスを観ていたときに、私が前々から気になっていた、「ゲイ・アイドル」という言葉の定義がどう変質してきているのか、それについての答えが、にわかに私の頭の中で、猛烈な勢いで言語化され始めました。

 しかし、それを『第1回冬の東京レインボー祭り』の観覧記に盛り込んでしまうのは、内容的にも量的にも、アンバランスに過ぎるので、こうして別の記事として書くことにしました。

 したがって、これは『第1回冬の東京レインボー祭り』での DOt It さんのパフォーマンスの観覧記ではありません。

 以下に記すのは、「ゲイ・アイドル」という言葉が定義する内容の変遷についての私の考察です。

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第1回冬の東京レインボー祭り観覧記

冬の東京レインボー祭り フライヤー 2014年1月13日(月)は、アジア最大のゲイ・タウン、新宿二丁目の冬祭り、『第1回冬の東京レインボー祭り』に足を運んでまいりました。

 2000年に第1回が開催されて以降、『東京レインボー祭り』は、夏の大型ゲイ・イヴェントとして定着していますが、今回は初めて、冬の開催が試みられました。

 とはいっても、夏の東京レインボー祭りがなくなったわけではありません。また、冬のレインボー祭りのほうも、閉会宣言で語られていたところに拠れば、第2回の開催が正式決定しているわけではないようで、今後の東京レインボー祭りが、はたして夏と冬の二本立てになるのかどうかは、今回の『第1回』の反響次第のようです。

 さて、お祭り全体についての私個人の感想は、というと。

 第2回の開催があるのであれば、ぜひまた足を運んでみたい、と思いました。

 実は私、東京レインボー祭りに足を運んだのは、本当に久しぶりのことだったんですね。そして、長らく足が遠ざかっていた理由というのは、あまりにも人出が多すぎたからでした。

 ここ数年の東京レインボー祭りの実際の人出がどうだったのかはわかりませんが、私が実際に体験した初期の東京レインボー祭りって、その人出の多さが、本当に尋常じゃなかったんですよ。

 もう、仲通り全体が満員電車並みの混雑具合。

 当時の私は、そうした混雑ぶりも含めて、イヴェントの賑わいそのものを楽しむことができていました。でも、体調を崩しがちになってからは、極端な人混みの中に長く身を置くことができなくなってしまいました。そのため、東京レインボー祭りに限らず、極端な人出の多さが予想されるゲイのクラブ・イヴェントなどからも、長らく足が遠ざかっていました。

 そんな私が、今回『冬の東京レインボー祭り』に足を運んでみようと思い立ったのは、実は正直なところを申し上げれば、夏のレインボー祭りほどには人出が多くはないであろう、という気がしたからでした。

 実際、今回の『第1回冬の東京レインボー祭り』の人出は、ごくごく標準的な賑わいの商店街のお祭りと、同規模のものでした。

 ちゃんと人出はあるんだけど、でも人混みをかき分けないと前に進めないほどではない、という。

 その余裕こそが、私には非常にありがたかったのです。

 出店で売っていた甘酒をすすりながら、縁日とか初詣の感覚で、のんびりと街を散策する。そういう楽しみ方ができる余裕というものが、『冬の東京レインボー祭り』にはありました。

 だから、とっても楽しかった。

 もちろん、運営側のみなさんにおかれましては、人出は多ければ多いほど望ましいのだとは思います。でも、私のように、長い時間、人混みに塗れることができない人間には、『冬の東京レインボー祭り』の程よい人出は、とってもありがたいものでした。



 それから、人出の多さが極端ではないからこそ味わえる、もう一つの楽しさというのは、LGBTではいらっしゃらないであろう地域のかたたちや、あるいは通りすがりのかたたちが、路上で繰り広げられているダンス・パフォーマンスやドラァグ・ショーに足を止め、それを他のLGBTの参加者のかたたちと一緒になって楽しんでいらっしゃる、そういう光景が見られるところですね。

 2013年12月1日付のエントリにも記しましたが、私はそうした光景を見るのが、すごく好きなんですよ。LGBTのイヴェントが、その地域の日々の風景に、ごくごく自然に溶け込んでいる感じがするので。

 そうした光景は、夏の東京レインボー祭りでは、目にすることができませんでした。少なくとも私が経験した範囲内に限られますが。あまりにも人が多すぎて、LGBTではない地域のかたとか、通りすがりのかたが、気軽にフラッと入っていける状況ではなかった気がします。

 もちろん、それはそれで、「LGBTによるLGBTのためのお祭り」という感じが強くするので、それによって育まれるセクシュアル・マイノリティ間の連帯というのも、大切だとは思うんですが、今回の『冬の東京レインボー祭り』のように、「地域の日常風景に溶け込んでいるLGBTのイヴェント」、っていうのも、私は大好きなんですよね。

 だから私は、『第1回冬の東京レインボー祭り』を、とっても素敵なお祭りだと思いました。



 さて、その『第1回冬の東京レインボー祭り』のツイッターの公式アカウントから、当日のタイムスケジュールを、以下に引用します。

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