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 昨年(2013年)から今年にかけて、クリスティーナ・アギレラとのデュエット曲「セイ・サムシング (Say Something)」が、本国アメリカのヒット・チャートで最高4位の大ヒットを記録した、ニューヨーク出身の新人ポップ・デュオ、ア・グレイト・ビッグ・ワールド (A Great Big World)のメンバーの、チャド・ヴァッカリノ (Chad Vaccarino)が、6月23日、ゲイであることをカミング・アウトしたそうです。

 ※A Great Big World’s Chad Vaccarino Comes Out As Gay In Touching Video: WATCH (NewNowNext.com, 2014.06.23)

 ※Watch A Great Big World singer discuss sexuality in new video (Attitude.co.uk, 2014.06.23)

 ア・グレイト・ビッグ・ワールドは、YouTube 上で『Day in the Life』と題したヴィデオ・ブログの公開を、シリーズで行なっているんですが、その『Day in the Life』の2014年6月23日分の動画の中で、チャド・ヴァッカリノは、学生時代に多発性硬化症を患っていたことに絡めて、自身がゲイであることを、併せて明かしました。

 その動画が、こちら。
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2014.06.27 Top↑
 先週(2014年6月15日から6月21日まで)の、私の目に留まった主なLGBTミュージック関連のニュースを、ダイジェストで紹介します。
2014.06.22 Top↑
 NHKラジオ第1で、平日の午後1時から4時55分まで放送されている、山田まりやさんがメイン・パーソナリティーの生ワイド番組『午後のまりやーじゅ』。

 その通称『午後まり』の毎週木曜日は、女装パフォーマーのブルボンヌさんが、週一レギュラーとして出演をなさっています。

 ※『午後のまりやーじゅ』公式サイト http://www.nhk.or.jp/gogomari/

 そして、先週の6月12日放送分の『午後のまりやーじゅ』では、ブルボンヌさん担当のコーナー『ブルボンヌママのお悩み相談カフェ』内の企画『ブルボンヌの小部屋』で、ゲイ・ミュージックが特集されました。

 正味20分弱の、短い時間ではありましたが、しかしこれは、実に画期的なことであったと、私は思います。

 というのも、ですね。

 日本のテレビやラジオの番組で、ロック/ポップスについて語られるときに、そこに「ゲイ」という括りが持ち込まれることって、ほとんどないですよね?

 これが紙媒体の場合なら、たとえば音楽出版社から発行されている月刊誌『CDジャーナル』が、ゲイ・ミュージック特集を組むことが、時折あります。同誌の2011年9月号に掲載されていたゲイ・ミュージック特集では、ブルボンヌさんもライターとして、「ゲイのキワモノ学」というコラムを寄稿なさっていました。『CDジャーナル』の他にも、私の見聞の範囲内では、オルタナティヴ・ロック系の音楽雑誌『クッキーシーン』が、ゲイ・ミュージック特集を組んだことがありました。

 ところが。

 テレビやラジオの世界となると、「ゲイ・ミュージック」というカテゴライズでロック/ポップスが論じられることは、ほとんどなかったのではないでしょうか。

 少なくとも私は、ミュージシャンの性的指向という切り口でロック/ポップスが特集された日本のテレビ番組やラジオ番組を、観たり聴いたりしたことは、これまで一度もないです。

 まあ、私が不勉強なだけなのかもしれませんが。

 しかし!

 今回ブルボンヌさんが、ご自身がレギュラーとして出演されている『午後まり』の中で、ゲイ・ミュージック特集を組んでくださったのです。

 ブルボンヌさんは、日本のマス・メディアの世界に、「ゲイ・ミュージック」というカテゴリを、積極的に持ち込んでくださっているかたなんです。



 さて。

 ここからは、6月12日放送分の『午後まり』内の、ブルボンヌさんによるゲイ・ミュージック特集の内容を、より具体的に紹介していこうと思います。
2014.06.18 Top↑
 私が大きく反応するLGBTミュージック関連のニュースは、その種類がだいたい決まっています。それはミュージシャンのカミング・アウトのニュースであったり、オープンリーのLGBTミュージシャンの新作に関連したニュースであったり、国内のゲイ・ライヴ・イヴェントの開催に関連したニュースであったりするのですが、先週(2014年6月8日から14日まで)は、そうした種類のニュースが、あまり目立たない一週間でした。

 そういったこともありまして、今回の記事は、分量的にも内容的にも軽めです(人はそれを手抜きと呼ぶ)。







■2014年6月8日■

 この日、第68回トニー賞の授賞式が行なわれ、先々週のLGBTミュージック関連ニュースのダイジェストで紹介した、ブロードウェイ版『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ (Hedwig and the Angry Inch)』が、ミュージカル・リバイバル作品賞、ミュージカル主演男優賞、ミュージカル助演女優賞、ミュージカル照明デザイン賞の4部門を受賞しました。

 このニュースに関しては、オープンリー・ゲイの映画ライターのよしひろまさみちさんによる2CHOPO の記事が、あらすじなども紹介されていて、非常にわかりやすく親切なので、ぜひそちらをお読みください(丸投げ)。

 ※よしひろまさみちの にじいろ☆シアター 第6回 『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』トニー賞4冠達成!(2CHOPO、2014.06.12)






■2014年6月8日■

 マイケル・スタイプ (Michael Stipe)が、2011年の R.E.M.解散以来初となる新曲を発表したそうです。

 ※マイケル・スタイプ、R.E.M.解散以来初となる新曲を発表 (BARKS音楽ニュース, 2014.06.08)

 とはいっても、これはマイケル・スタイプがソロ・アーティストとしての活動を本格始動させたというわけではなく、元の記事に拠ると、友人が手がけた映像作品用にインストゥルメンタルの曲を制作した、という話題です。

 この記事の中で、マイケル・スタイプは、以下のように発言しています。(ぶっきらぼうな野郎系の口調で翻訳されていることに若干の違和感を覚えますが。マイケル・スタイプはこういうキャラじゃないと思うんですけどねえ。)

“これは多分世間が俺に期待しているものではないだろうね。でも俺がやりたかったことだからさ”

“(このインストゥルメンタル曲に)もし歌を入れるとしたら、俺ではなかったね。誰か他の人を見つけていただろうよ。別に気難しくしているんじゃなくて、今はただ、やりたいと思わないんだ”

“これを曲とは呼ばないね。サウンドトラックとかミュージカルの曲って感じさ。もちろん大きなことだけど、それは俺とトムとの友情や『ザ・コールド・ランズ』だって同じさ。俺がやりたかったことだし、少し活動を拡大して自分にちょっとした試練を与えたかったんだ。それに俺は音楽が大好きだしね”

“(今回の活動をきっかけにより多くの新曲に取り掛かるつもりかという質問に)分からないな。それはでっかい括弧でくくっとこうぜ。俺は音楽が好きだよ。音楽は俺にとってとてつもなく流動的な形態だと思うけど、今の自分をそこにどう当てはめるかが問題なのさ”







■2014年6月13日■

 アメリカのボーイバンドのメンバーとしては初めて、ゲイであることを2006年にカミング・アウトした、元イン・シンクのランス・バスが、来年の2月に、テレビ特番の中でパートナーと同性婚を行なう計画があることを明らかにしました。

 ※Singer Lance Bass to marry same-sex partner on TV next February (PinkNews.co.uk, 2014.06.13)

 この PinkNews.co.uk の記事に拠ると、来年のヴァレンタイン・デーのあたりに、ランス本人がプロデューサーとなって、中継ではなく録画による2人のウエディング特番を放送する計画があるのだそうです。

 記事の中で、ランスは次のように語っています。

“僕らの結婚はこれからなんだけど、男2人が結婚を計画するのって、本当に大変なんだね! 笑っちゃうことばかりだよ。何をどうしたらいいのかすら僕らにはわかっていないんだから。”


 婚約者のマイケル・ターチンについては、このように語っています。

“僕らはパーム・スプリングでのバースデー・パーティーで知り合ったんだけど、僕らの関係のすごいところは、親友の関係から始まったということだね。”

“彼が僕に魅かれていたのはわかっていた……それがひと月も経つと、もっと大きな何かに変化していたんだ。”


 そして、将来的には、

“養子もいいなと思ってるし、僕自身の子どもも欲しい。これについてはもう既に話し合っているんだ。僕らはものすごく家庭的な人間だから。僕らの子どもが欲しいね。”


ランス・バス(ex.イン・シンク) バイオグラフィー (Queer Music Experience.)







それでは、今週はこの辺で。


2014.06.16 Top↑
 2014年6月1日から7日までのあいだの、私の目に留まった主なLGBTミュージック関連ニュースを、ダイジェストで紹介していきます。
2014.06.08 Top↑
 先週(2014年5月26日から5月31日まで)の、私の目に留まった主なLGBTミュージック関連のニュースを、ダイジェストで紹介します。

 先々週分のLGBTミュージック関連ニュースのダイジェストの冒頭では、「次回の掲載があったとしても、今回以上に手を抜いた内容になっている可能性が大」と予告していましたが、結局は、前回と同等か、それ以上のヴォリュームになってしまいました。というのも、大物アーティストに関連した話題が、意外に多かったので。

 とはいえ、このヴォリュームで毎週続けていくのは本気で無理そうなので、次回こそは、取り上げるニュースをもう少し厳選して、自分を追い込まないようにしようと思います。

 それでは、以下からが、私の目に留まった、先週の主なLGBTミュージック関連のニュースです。
2014.06.02 Top↑
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