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楽曲で振り返る、2014年前半の、日本のインディーLGBTミュージック。

 私はこれまで、このブログで、「日本のゲイ・インディーズ・シーンは自然消滅した」と幾度も書いてはきましたが、それはこの日本に、オープンリーのLGBTのインディー・ミュージシャンの存在自体がなくなったという意味では、全然ありません。

 要は、それらのミュージシャンのみなさんが、ムーヴメントと呼べるだけの大きなうねりを、2014年現在では形成していらっしゃらない、というだけであって、個々にはみなさん活躍をなさっておいでになります。

 今回の記事では、そうしたオープンリーのLGBTのインディー・ミュージシャンのみなさんが、2014年の上半期にリリースをなさったり、発表をなさったりした楽曲群を、まとめて紹介させていただきます。

 私が個人的には面識を持っていないミュージシャンのかたも、ここでは何組も紹介をさせていただいています。また、ここで紹介させていただいている全てのミュージシャンのかたたちのあいだに、横のつながりが存在しているというわけでもありません。

 そうした相互関係をお持ちではないミュージシャンのみなさんを、こうやって一つの記事にまとめて紹介することが、私なりの、シーン再生の試みだったりします。

 音楽性の違いに基づいたライヴ・イヴェントの「住み分け」自体は、あってしかるべきだとは思います。しかし、その「住み分け」を、排外主義などと混同してしまうという過ちは、二度とあってはなりません。そこからは、創造的なものは何一つとして生まれませんからね。

 ちなみにですね、ここで紹介させていただいた楽曲だけが、この上半期に日本のLGBTのインディー・ミュージシャンのみなさんが発表なさった作品の全てではありません。現在の私は、「机上の人間」にならざるを得ない状況なので、オーディオ・ファイルやミュージック・ヴィデオ、ライヴ映像などのデジタル配信には力を入れていない、完全にライヴ活動が中心となっているLGBTのミュージシャンのかたたちについては、その動向を、あまり把握できてはいません。

 ライヴの現場にも頻繁に足を運ばれている、インディー・ミュージック・ウォッチャーのたけださとしさんが、私の今回の記事と同じ趣旨で、もしも別に記事をお書きになったとしたならば、ここで紹介されているラインナップとはまた異なった内容のリストになることと思います。

 この記事は、あくまでも藤嶋隆樹個人による、私的な総括に過ぎません。

 それでは、以下からが楽曲の紹介です。発表順に並べてあります。

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