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5月24日のYahoo!ニュースの、下記のURLの記事を、お読みになった方も多くいらっしゃることと思います。

「一番好きな曲」ビートルズはゼロ…BBCが人気投票
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050524-00000503-yom-ent

読売新聞から転載されている、この記事の書き方というのは、普通だったらビートルズの曲が1位に選ばれるであろうはずのところが、どの年代においても選ばれなかった、それは意外だ――、という書き方ですよね?

このBBSラジオ2の人気投票の結果を、しかしGay.com UKが記事にすると、全く違った切り口になります。


Gay artists top music poll
http://uk.gay.com/headlines/8578

Gay.com UKの記事では、ゲイ・アーティストであるペット・ショップ・ボーイズの「ウエスト・エンド・ガールズ」と、クイーンの「ボヘミアン・ラプソディー」が、それぞれ85年~94年と75年~84年の1位を獲得していることをこそ、大きく取り上げています。

そして、記事の最後には、ラジオ2側の談話が引用されています。

"Great songs like You Really Got Me, Space Oddity and Bohemian Rhapsody are regarded as being not just on a par with Lennon and McCartney, but out in front in their contribution to and influence on British music,"

「『You Really Got Me』や『Space Oddity』、『Bohemian Rhapsody』のような偉大な楽曲は、レノンとマッカートニーと同等だと見做されているのではなく、ブリティッシュ・ミュージックへの貢献と影響において、それを上回っていると見做されている。」


……つまり、このラジオ2の談話は、過去半世紀のヒット曲を、イギリスの600万人のリスナーが、必ずしもジョン・レノンとポール・マッカートニーを基準にして評価しているとは限らない、と言っているのに等しい。



にもかかわらず、日本のメディアは、やっぱりビートルズを基準に、洋楽を語ってしまうんですね。



こういう書き方をすると誤解を招きそうなので言い訳しておきますが、藤嶋自身は、ビートルズが好きです。彼らを超えるロック・バンドはいないと思うし、これからも出てこないでしょう。

ただ、こうした人気投票を行なった際に、いつ如何なる場合でも、ビートルズ(あるいはジョン・レノン)が1位になるとは思ってないです。

偉大なロック・アーティストというのは、偉大であればあるほど、時代を象徴する存在になる、と思っています。

だからこそ、70年代を象徴するアーティストは、やはりクイーンであって、ビートルズではない。

80年代を象徴するアーティストは、やはりペット・ショップ・ボーイズであって、ビートルズではない。(これがアメリカの場合なら、マドンナかマイケル・ジャクソンになると思いますが)

55年~64年の1位がキンクスの「You Really Got Me」であったのは、藤嶋にも意外でした。でも、それ以外の年代でビートルズ関連の楽曲が1位にならなかったのは、必ずしも意外な結果ではない。

――要するに、何が言いたいかというと、民意の現れであるはずの投票結果に対して、大新聞が予断をうかがわせるような書き方をしたらいかんのでは? ということです。

ましてや、ここで扱われているのはロック・ミュージックなんだから、どういう結果が現れようと、それは大新聞が予断を入れるようなことはないでしょう、と。

それはそうとして。

Q.M.E.の管理人である藤嶋は、オープンリーのアーティストである、フレディ・マーキュリーとニール・テナントの楽曲が、イギリスの600万人の人々から、時代を代表する曲として1位に選ばれたという事実を、素直に喜んでいます。



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2005.05.26 Top↑
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