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「Truly Madly Deeply」「I Knew I Loved You」などの全米No.1シングルで知られるサヴェージ・ガーデンのヴォーカリストだったダレン・ヘイズが、ついにゲイであることを公的に認めたというニュースが、7月18日にGay.com UKで、19日にはGay.comでも報じられました。

Pop star finally comes out (Gay.com UK)

Savage Garden's Hayes weds boyfriend (Gay.com)

この2つの記事によると、ダレンは7月17日、自身の公式サイトで、「僕がプライベートについて語るのは、とっても珍しいことだ」と前置きして、2年越しの恋人であるリチャード・カレンという男性と、6月19日に、ロンドンで市民パートナーシップ法に基づく挙式を行なったと発表したそうです。

ダレン・ヘイズ公式サイト

ソニー・ミュージックによるダレン・ヘイズの日本語サイト

イギリスでは、市民パートナーシップ法が施行されたことにより、エルトン・ジョンやジョージ・マイケル、スティーブン・ゲイトリー、ピート・バーンズといった、既に公にカミングアウトしているアーティストたちが、次々と挙式を行なったり、あるいは婚約を発表したりしています。しかし、今回のダレン・ヘイズは、同性婚に踏み切ったのを機に、初めて公にカミングアウトしました。




ダレンは1996年、ダニエル・ジョーンズとのデュオ・グループ、サヴェージ・ガーデンとしてデビュー。ファースト・シングルの「I Want You」は、本国オーストラリアでは、その年の最大のヒット・シングルとなりました。

Savage Garden

(左がダレン・ヘイズ)


続いて、サヴェージ・ガーデンはアメリカにも進出。「I Want You」は最高2位を記録。続く「Truly Madly Deeply」で、初の全米No.1ヒットを手にしました。1999年には2枚目のアルバム『Affirmation』をリリース。そこからの1stシングル「I Knew I Loved You」も、全米と全豪でNo.1ヒットとなりました。

しかし、2001年10月、突如としてダレンはサヴェージ・ガーデンの解散を発表。2002年からは、ダレンはロンドンを拠点に、ソロ・アーティストとして活動を開始。これまでに2枚のアルバムをリリースしています。



ちなみに、ダレンは1997年、メイクアップ・アーティストのコルビー・テイラーという女性と結婚していますが、この結婚は、わずかの期間しか続かず、1999年に2人は離婚しています。

ダレンがゲイではないかという噂は、サヴェージ・ガーデン時代から、既に囁かれていました。私も、サヴェージ・ガーデンのデビュー当時から、そのように感じていました。ソロになってからのダレンは、ロンドンの大型ゲイ・クラブでのパフォーマンスも度々行なっており、日本の洋楽ファンのゲイのあいだでは、ダレンはゲイであると当然のように考えられていました。

故に、今回のダレンのカミングアウトに、「ええっ!? ダレンもゲイだったの!?」という反応を示した報道はなく、Gay.com UKの見出しにも「finally」という単語が用いられています。



さて、私は今、久々にサヴェージ・ガーデンのデビュー・アルバム『Savage Garden』を聴き直しているんですが、やっぱり「I Want You」と「Truly Madly Deeply」は名曲ですね。

「I Want You」のヒット当時、私は洋楽離れを起こしていて、邦楽ばかりを聴いていた時期だったんですね。確か当時のアメリカのヒット・チャートは、マライア・キャリーやセリーヌ・ディオンの人気絶頂期で、熱唱型のバラード一色。多様性というものが失われていて、当時は邦楽のほうが圧倒的に面白かった。そんな時、会社の車のラジオから偶然流れてきた「I Want You」に、私の心は一発で捕らえられてしまったんですね。

ノイジーなギターに原初的な電子音の絡む、非常にインパクトのあるサウンドと、一聴しただけで耳に残る、覚えやすいサビのメロディーは、私の耳目を再び洋楽シーンへと振り戻させるのに充分な力を備えていました。



I Want You
(1996)




「I Want You」に続いた「Truly Madly Deeply」はバラードですが、当時主流だった熱唱型のソウル・バラードではなく、どちらかといえば淡々とした、聴けば聴くほど味の出る、心温まる名曲です。



Truly Madly Deeply
(1996)




サヴェージ・ガーデンの日本での発売元であるソニー・ミュージックは、サヴェージ・ガーデンのデビュー・アルバムに「90'sニュー・ロマンティックス!!」というキャッチ・コピーをつけていました。確かに、デビュー当時のダレンは、華奢な美少年といった佇まいで、ギター・ポップと電子音楽を融合させた音楽性とも相まって、そのようなキャッチを生み出したのかもしれませんが、サウンドそのものは、ニュー・ロマンティックというよりは、90年代初頭にアメリカでNo.1ヒットを次々と生み出したスウェーデン出身の男女デュオ、ロクセットに近いものがあるように思います。



これは余談ですが、サヴェージ・ガーデンのデビュー・アルバムが日本で発売された当時、「Truly Madly Deeply」の邦題は、「トゥルーリー・メイドリー・ディープリー」となっていました。シングル・カットされたときには、さすがに「トゥルーリー・マッドリー・ディープリー」に訂正されていましたが、最初の邦題をつけた当時のサヴェージ・ガーデン担当者の語学力の低さと、それを誰も訂正しないまま発売に到ってしまったチェック機構の甘さには、ちょっと愕然としましたね。



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2006.07.21 Top↑
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