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ジョージ・マイケルが、またもやハッテン公園で激写されてしまったことが、話題になっています。

が、そのことについて特には書きません。

自分の印象では、現在のジョージ・マイケルは明らかにリスク・マネージメントが失われている状態で、非常にヤバいと危惧しているのですが、今回の報道への反応を見ると、どれも冷やかすような書き方ばかりで、真剣にジョージ・マイケルの今後を憂えているものがないので、なんだかウンザリしてしまって、書く気力が失せてしまいました。

そんなときに飛び込んできた、このニュース。

今度は、というのも変ですが、つい先日、元サヴェージ・ガーデンのダレン・ヘイズがカミングアウトしたのに続いて、アメリカのボーイバンド、イン・シンクのメンバー、ランス・バスが、昨日(7月26日)、『People』誌のインタヴューに応えて、ゲイであることをカミングアウトしました。

Lance Bass: I'm Gay





People誌7月26日号表紙




イン・シンクについては、今さら多くの説明を必要とはしないでしょうが、アメリカのボーイバンドとしては最大級の成功を収めたグループです。

ランスがゲイであるという噂は、数年前から囁かれていたようです。自分は知りませんでしたが。

で、つい先日(7月22日)、音楽情報サイトのBARKSに、以下のリンクのような記事が出たばかりだったんですよね。

インシンクのランスにゲイ疑惑、複数のゲイパーティで目撃情報

ここで話題になっている『New York Post』紙のゲイ疑惑報道については、アメリカでも賛否両論だったようです。というのも、自分がこれまでこのブログでも度々問題としてきているように、カミングアウトするかしないかというのは、あくまでも本人が判断することなんです。したがって、セレブの性的指向を赤の他人が穿り返そうとする、この種の報道への批判も、アメリカでは、ちゃんと存在しているんですね。

ただ、その一方で、この種の話題を好んで書き立てるゴシップ・ブロガーは、以下のように反論していたんです。つまり、ランスが姿を見せたプロヴィンス・タウンというところは有名なゲイ・エリアなので、そういった場所に姿を見せたということは、実はランスはゲイであることをそれほど真剣に隠そうとはしていないのではないか、と。

まあ、その反論というのは、手前の出歯亀趣味を正当化するための詭弁でしかないとは思うんですが、ただ、頷ける部分があるのも事実だったんです。ランスがゲイであることを隠そうとしているのであれば、随分と無防備なデートの仕方をしているなというのは、確かにその通りだったんですよね。

それなので、イン・シンクが活動を停止している現在、ひょっとしたらランスは、ゲイであることにオープンになってきているのかな? とも感じていたんですが。

やはりというか、先日の「ゲイ疑惑」報道から間を置かず、ランスはカミングアウトしました。

以下に掲載するのは、ランスのカミングアウトを報じたGay.comの記事の全文翻訳です。この記事が、いちばん簡略に要点をまとめていると思ったので。



イン・シンクのバンド・メンバーのランス・バスは、自分がゲイであり、リアリティ・ショウのスターと非常に安定した関係にある、と述べている。ジャスティン・ティンバーレイク、JC・チェイス、ジョーイ・ファトーネ、そしてクリス・カークパトリックと共にイン・シンクを結成したバスは、もっと早くに性的指向を明らかにしなかった理由について、グループの人気に悪影響を及ぼしたくなかったからだと、『People』誌で語っている。

「僕はこの人気バンドのメンバーで、他の4人のキャリアは僕の手中にあったんだ。そして、僕が(自分がゲイであると)ふるまったり、あるいは言ったりしたら、全部駄目になってしまったかもしれなかった」と彼は雑誌に話している。

イン・シンクは、「バイ・バイ・バイ」「イッツ・ゴナ・ビー・ミー」を含む一連のヒット曲で知られている。バンドは2002年に活動を休止した。バスは、宇宙飛行士のトレーニングを行なったり、宇宙旅行の資金調達に失敗したりしたことでも、見出しを飾った。

バスは、自分のカミングアウトが「イン・シンクの終わり」を促すかもしれないと危ぶんでいた、と述べている。「だから、僕は自分のことに気をつけていたんだ。『ああ、誰かに知られたら大変だ』ってね。それで僕は全くカミングアウトしなかった」と説明している。

歌手は、CBSの『アメイジング・レース』の第4シーズンの勝者である、32歳の俳優ライヒェン・レームクールと「非常に安定した」関係にあると言う。

バスとファトーン(29)は、スクリューボール・コメディ(註:映画の1ジャンルで、30年代~40年代にかけて流行したラヴ・コメディの一群)の『おかしな二人』にインスパイアされた、ホームコメディ・ドラマの製作を企画している。そこでは彼はゲイの役柄を演じる予定だ。

「大切なのは、僕は恥じてはいないということだ――それだけは言っておかないとね」とバスは述べている。「僕はそれが間違っているとは思わないし、このことで駄目になったりもしない。僕は今まで生きてきたよりも、もっと自由で幸せなんだ。僕は、幸せなんだよ。」




Gay.comの記事は以上です。

ランスがカミングアウトを決意したのは、たぶん、イン・シンクが活動休止に入って既にこれだけの時間が経過した今なら、自分がゲイだとカミングアウトしても、ジャスティンを始めとする他のメンバーのキャリアに影響を及ぼすことはないだろう、という判断があったと思うんですよね。

タイミング、という点を考えると、スティーブン・ゲイトリーウィル・ヤングマーク・フィリーといった男性アイドルたちのような、人気絶頂時のカミングアウト、というわけではありません。

ただ、それらの男性アイドルたちは、全員イギリスの男性アイドルなんですよね。

アメリカのボーイバンドのメンバーがカミングアウトしたのは、今回のランス・バスが初めてのはずです。

イン・シンクの再結成が今後あるのかどうかはわかりませんが、ランスのカミングアウトが、アメリカのアイドル・ポップス界のゲイ事情に何らかの好転をもたらしてくれることを期待したいと思います。


Bye Bye Bye
(2000)




It's Gonna Be Me
(2000)



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2006.07.27 Top↑
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