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カルチャー・クラブの新ヴォーカリスト、サムのお披露目ギグの映像が、9月4日、YouTubeにアップロードされていた、という事実に、先日ようやく気がつきました。

以前このブログで、カルチャー・クラブの再結成について最初に書いた、6月22日の時点では、

「ボーイ・ジョージのいないカルチャー・クラブなんぞ、あり得ーん!」

という気持ちのほうが強かったんですが、今現在は、実はそれほど強い抵抗感はありません。

なんつーか、時間の経過に伴って、私の脳ミソが、ボーイ・ジョージの不在という現実を受け入れてしまった、というか。

もちろん、ボーイ・ジョージあってのカルチャークラブであるという思いは今も変わらないわけですが、だからといってサムのことを受け入れられないというわけでもなく、サムはサムで、興味深い存在ではあります。

というわけで、サムのお披露目ギグの映像を観てみました。




1回目に観たときの感想は、

「なんか、カルチャー・クラブのコピー・バンドを観てるみたい……」

――サムは確かに、「ボーイ・ジョージのそっくりさん」というわけではないんですが、ヴィジュアルの系統そのものは同じだから、それがかえってサムをコピー・バンドのフロントマンっぽく見せてしまうんですよね。

まあ、箱が小さいせいもあるんだとは思いますが。

ちなみに、サムの歌声ですが、例えて言うなら、「歌の上手いマリリン」です。ボーイ・ジョージほど太い声質ではないです。

マリリンといっても、モンローじゃなくて、
こっちのマリリンです。念のため。
マリリン「Calling Your Name」


「なーんかコピー・バンドみたいだなー」と思いつつ、それはきっと私の先入観に違いない、と思いなおし、何度か繰り返して観ているうちに、ふと閃いたことがありました。

サムは、ボーイ・ジョージのエピゴーネンというよりも、実は案外、マドンナからの影響も強いんじゃないか、と。

たとえば、何重にもジャラジャラと重ねたバングルとか、ヘソ出しルックとか、やたらと大きなバックルのベルトとか。

そういったファッションの要素が、そこはかとなく、初期のマドンナをほうふつとさせるんですよ。

十字架のネックレスとかイヤリングはつけてないんだけど、代わりにボーイ・ジョージみたいな帽子を合わせてみたらこうなりました、という感じ。

たぶんサムは、マドンナ・ルックの女の子が世界中にウヨウヨと大量発生していた時期に、チビッコをやっていたはずなんですよ。年齢的に。

そして、カルチャー・クラブの「Karma Chameleon」が大ヒットしたのが、その1年くらい前なんですよね。

ということは。

初期のマドンナやボーイ・ジョージのファッションが、サムのポップ・スター願望の原体験だったとしても、決して不思議ではありません。

そう考えてみると、サムは単なるボーイ・ジョージの直系というよりは、80年代のゲイ・ポップ・カルチャー全体が生み落とした申し子、と言ったほうが正確なのかもしれません。

ハーネスを付けているあたりは、ひょっとしたらピート・バーンズの影響かもしれません。事実、私の大好きな『Brits on TV』さんの記事によると、サムはインタヴューの中で、「ビッグ・ブラザーのピートにとても親近感を覚えています。彼の様に、私も服装や髪型に自分の創造性を反映させてきましたから」と語っていたそうですし。

サムのヴィジュアルが、本当に、ボーイ・ジョージとマドンナとピート・バーンズを足して3で割ったものだったとしたら。

そりゃー当然、

「私生活は一切語らないと、さっさと決めたんだ」

とインタヴュアーに先回りもしたくなりますわねー。おほほほほ。(←ゲイダー作動中)



というわけで、新ヴォーカリストにサムを迎えた新生カルチャー・クラブによる、「カーマは気まぐれ」のパフォーマンス映像をどうぞ。



"Karma Chameleon"
(Live at "Too2Much", 2006.7.25)



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2006.09.17 Top↑
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