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インディーズでゲイのアーティストとして活躍したのちに、ゲイ向けアダルト・ヴィデオの俳優に転向したというかたが、日本にはいらっしゃいます。

逆にアメリカでは、ゲイ・ポルノ・スターから音楽活動に転向したアーティストや、あるいはゲイ・ポルノ・スターとしての活動と音楽活動を併行している俳優も、何人か存在しています。

今回のエントリでは、そうした「歌うゲイ・ポルノ・スターたち」を紹介したいと思います。

ちなみに、私自身は、洋物ゲイ・ヴィデオはあんまり観ません。観ることがあっても、出演俳優ではなく内容で選ぶので、今回紹介するゲイ・ポルノ・スターたちが、日本のゲイ・ヴィデオ・ファンの方たちのあいだで、どの程度の知名度があるのか、よくわかっていません。

まあ、とにかく、こうした類のアーティストがいるよー、という程度の話として、読んでください。







まず最初に紹介するのは、ジェフ・ストライカー

この人の名前は、洋物ゲイ・ヴィデオにはそれほど詳しくない私でも、さすがに知っています。

このジェフ・ストライカーの名前が、どういうわけか、アメリカのLGBTのカントリー・ミュージックのアーティストたちのネットワークであるLGCMAのサイトの中にもありました。

LGCMA公式サイト内のジェフ・ストライカーのページ
http://www.lgcma.com/lgcma-jeffstryker.htm

このページの記述によると、ジェフ・ストライカーは、実はカントリー歌手としても活動しているんだそうです。

右手にはマイク、左手には、デビルマンよろしく、
鞭がわりのベルト。
ジェフ・ストライカー
彼がマイクを手にすると、
それさえ責め具の一種に見えてくるから不思議です。
(画像はLGCMA公式サイトより)


ジェフ・ストライカーの公式サイトでは、ジェフの楽曲を試聴することができます。

ジェフ・ストライカー公式サイト(アダルトサイトです)
http://www.jeff-stryker.com/

海外のアダルト・サイトの大半がそうであるように、ジェフ・ストライカーの公式サイトも、どこに何のコンテンツがあるのかが非常にわかりにくい入口を構えています。この入口ページの中の、「Here is a Pop Ya in the Pooper Comedy MP3 Sample, Join for full concert!」と書かれたリンクをクリックすると、ジェフのオリジナル楽曲「Pop You in the Pooper」の試聴ページに飛びます。開くと音がすぐに出るので、注意が必要です。

「Pop You in the Pooper」は、ロックン・ロール風味のコメディ・カントリー・ナンバーです。ジェフのヴォーカルも、伝統的なカントリーのスタイルに則ったもので、ジェフ・ストライカーのマルチ・タレントぶりがうかがえるものとなっています。



次に紹介するのは、ジェフ・パーマー

彼の名前を私は全然知らなかったんですが、ゲイ・ポルノ界では有名な人らしいですね。公式サイトでも、「ゲイ・ポルノ界のキング」と自己申告しちゃってます。

ジェフ・パーマーも、ゲイ・ポルノ・スターの活動と併行して、自作曲を発表しています。公式サイト内の「my own music」のコンテンツで、楽曲の試聴およびCDの購入が可能です。ダンス・ミュージックが基調になっています。

ジェフ・パーマー公式サイト(アダルトサイトです)
http://www.jeffpalmer.net/

別のサイトに掲載されている、2004年9月のインタヴューでは、三十路を迎えるにあたって、

「まだポルノもやるし、もっともっと音楽を作っていく」

とパーマーは述べています。この発言からして、どうやら音楽活動もヤル気まんまんのようなんですが、率直に言って、出来は良くないです。

ジェフ・パーマーのヴォーカルは、あえて言うならシング・トークのスタイルなんですが、曲によっては、中途半端に旋律が存在しているんですよ。だから、そのシング・トークっぽい歌い方は、実はただ単に歌が下手なだけなのでは? という疑惑を起こさせるには充分な代物です。



さて、次に紹介するのは、コルトン・フォード

コルトン・フォードは、ストライカーやパーマーとは違って、ゲイ・ポルノ界から引退した後に、ダンス・ミュージック・アーティストに転じたという人です。

インタヴューによると、彼はゲイ・ポルノ界に入る前から、既に音楽活動に取り組んでいたんだそうです。

彼がゲイ・ポルノ・スターとしてデビューしたのは、2001年。当時から彼は、ブレイク・ハーパーというゲイ・ポルノ・スターと交際していました。そして、パームスプリングで行なわれる予定だったブレイクの撮影に同行したんですが、それはニューヨークで起こった同時多発テロの直後のことで、ブレイクの相手役として予定されていたニューヨークの男優が、テロの影響で、パームスプリングに来れなくなってしまったんだそうです。そこで、ブレイクから頼まれて、急きょ相手役として彼が出演することになり、そこからゲイ・ポルノ・スターのコルトン・フォードが誕生したんだそうです。

当時の彼は、デイ・ジョブで会社員をしながら、音楽活動に取り組んでいました。しかし、肝腎の音楽活動は停滞気味で、会社員生活にもウンザリしていました。そこで、何か新しいチャンスを得られることを期待して、ゲイ・ポルノ界に飛び込んだんだそうです。

コルトンがゲイ・ポルノ・スターとして活動していたのは、実質2年間だけです。ゲイ・ポルノに限らず、アダルト・ヴィデオの俳優という仕事は、パートタイムならともかく、フルタイム・ジョブとしては非常に過酷な労働です。不惑も間近という年齢でゲイ・ポルノ界に入ったコルトンは、2年で引退しますが、そのあいだもデモ・テープの製作は続けていたそうです。

その後、ダンス・ミュージックの名門レーベルであるCentaur Musicから、スティーヴィー・ワンダーのカヴァー曲である「Signed, Sealed, Delivered」をコルトンはリリースしています。また、2003年には、ダンス・ミュージック・アーティストへと転向すべく苦闘を続けるコルトンの姿を取材したドキュメンタリー映画『Naked Fame』も製作されています。

『Naked Fame』公式サイト
http://www.nakedfame-themovie.com/

MySpace Musicのコルトン・フォードのページによると、2007年度中には、コルトンのファースト・アルバムが発売されるようです。楽曲の試聴は、こちらのMySpace Musicのページからどうぞ。

コルトン・フォードのMySpace Musicページ
http://coltonfordmusic.com/



最後に紹介するのは、ガス・マトックス

ガス・マトックスも、コルトン・フォードと同様、現在ではゲイ・ポルノ・スターを引退して、本名のトム・ジャドソン名義で音楽活動に専念しています。公式サイトの入口も、現在ではGusMattox.comとTomJudson.comの2つに分かれています。

ガス・マトックス公式サイト
http://www.gusmattox.com/

名義を使い分けているからには、ゲイ・ポルノ・スターのガス・マトックスと、音楽家のトム・ジャドソンは、基本的には別の存在なんですが、だからといって、彼はゲイ・ポルノ・スターとしての過去を封印しているわけではありません。

トム・ジャドソンのオリジナル曲を公開するコンテンツは、実は、ガス・マトックスの公式サイト内に作られています。

これというのは、ゲイ・ポルノ目当てでサイトを訪れた人にこそ、トム・ジャドソンの音楽を聴いてもらいたいという、彼の意志の表れだと思います。

以前からのファンも大切にしているガス・マトックスは、現在でも公式サイトで、局部を露出したヌード写真の公開を続けています。

しかし、Hな印象は不思議と希薄です。

その理由というのは、彼のサイト・デザインが、非常に落ち着いた、知的な印象のものだからだと思います。公式サイトの中で綴られている数々の文章も、非常に知的で、かつ自然体です。

そんな彼は、ミュージカル俳優としても活動しており、かの有名なミュージカル『42nd Street』の全米ツアーにも出演していたそうです。また、いくつかのテレビ番組や映画にもオリジナルの楽曲を提供しているのですが、それらの楽曲も、古き良きブロードウェイの香り漂う、ジャズ風味のミュージカル・ナンバーが中心となっています。

公式サイトに再録されている、数々のインタヴューも一通り読んだのですが、これらのインタヴューからも、彼が非常に知的で、かつ自然体で、ゲイ・プライドに溢れた、落ち着いた大人の男性であることが、よく伝わってきます。

つーか、ファンになっちゃいましたよ、私は。



というわけで。

ゲイ・ポルノ・スターとして活躍するかたわら、音楽活動にも手を染めている、ジェフ・ストライカーとジェフ・パーマー。

かたや、ゲイ・ポルノ・スターは引退して、オープンリー・ゲイのアーティストとして再スタートしているコルトン・フォードとガス・マトックス。

ストライカー&パーマーがどこまで音楽活動に本気なのかはわかりませんが、個人的な印象としては、コルトン・フォードやガス・マトックスのほうが、音楽活動に本腰を入れているように見えます。

ただ、もしもフォードやマトックスが、音楽活動へと転向するにあたって、ゲイ・ポルノ・スターとしての過去を黒歴史化していたのであれば、私は彼らに好印象は持てなかったと思います。

マトックスは、インタヴューの中で、「僕は後悔なんか一度もしたことがないよ」と語っています。

そうした彼らの、「私はゲイ・ポルノ・スターでしたが、それが何か?」という、自分自身を恥じることのない生き方にこそ、私は強く惹かれます。

コルトン・フォードとガス・マトックスの、アーティストとしての成功を、私は期待しています。







最後に、私信です。

メールを送ってくださったOmarさん、返信はもう少し待ってください。只今、身辺が非常にゴタゴタしているので、それが落ち着いたら、改めてちゃんとした返信をさせていただきます。



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2007.03.08 Top↑
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