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No. 80
Kevin Aviance / Din Da Da
(1997)

ケヴィン・アヴィアンスは、ニューヨークのクラブ・シーンに強い影響力を及ぼしているドラァグ・パフォーマーですが、派手なメイクは施していても、むしろ男性的な肉体美を強調しているところが、彼の強烈な個性に繋がっています。

「Din Da Da」はケヴィンの代表曲で、全米のダンス・チャートで1位を記録しました。

詳しいバイオグラフィーと「Din Da Da」のヴィデオ・クリップは、こちらでどうぞ。
ケヴィン・アヴィアンス バイオグラフィー(Queer Music Experience.)



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No. 79
k.d. Lang / Sexuality
(1995)

k.d.ラングの1995年のアルバム『All You Can Eat』からのシングルで、同じアルバムからのシングル「If I Were You」同様、リミックス・ヴァージョンがクラブ・シーンでヒットし、全米のダンス・チャートでは最高3位を記録しました。

"Sexuality"
セクシュアリティ
(1995)




All You Can Eat All You Can Eat
k.d. lang (1995/10/10)
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No. 78
Peter Allen / I Go To Rio
(1977)

ピーター・アレンは、その生涯がミュージカル『The Boy From Oz』のモデルにもなっている、オーストラリア出身のシンガー・ソングライターです。

ライザ・ミネリの夫であったことでも有名ですが、実際には彼はゲイであり、ライザ・ミネリもそのことは知っていました。

どちらかといえばソングライターとしての功績によって広く知られているピーター・アレンですが、1977年の「I Go To Rio」は、彼のシンガーとしての代表曲です。

ピーター・アレンは、1992年、エイズによる合併症でこの世を去っています。

"I Go To Rio"
アイ・ゴー・トゥ・リオ
(1977)




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No. 77
Tom Robinson / War Baby
(1983)

トム・ロビンソン・バンド、セクター27を経て、ソロ・アーティストとして復活したトム・ロビンソンの、1983年の全英トップ10ヒットです。

トム・ロビンソンの詳しいバイオグラフィーと、「War Baby」のヴィデオ・クリップは、こちらでどうぞ。
トム・ロビンソン バイオグラフィー(Queer Music Experience.)



War Baby: Hope & Glory War Baby: Hope & Glory
Tom Robinson (1998/06/30)
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No. 76
Klaus Nomi / Simple Man
(1982)

奇抜な衣装とメイクで、宇宙人というキャラクターを演じつつ、その姿からは想像もつかないようなカウンター・テナーの美声を聴かせる、ドイツ出身のニュー・ウエーヴ・アーティスト、クラウス・ノミ。'80年代初頭にニューヨークのアンダーグラウンドから主流のポップス・シーンに登場した彼は、わずか2枚のオリジナル・アルバムを遺したのみで、1983年、エイズによる合併症で亡くなりました。

彼の名前は、長らく埋もれたままでしたが、2004年、彼の短い生涯にスポットを当てたドキュメンタリー映画『The Nomi Song』が製作・上映されたことにより、広く人々に知られるようになりました。

「Simple Man」は、彼の遺作となった2枚目のアルバム『Simple Man』からのシングル曲です。

"Simple Man"
シンプル・マン
(1982)


映画『The Nomi Song』については、こちらでどうぞ。
映画『ノミ・ソング』(Queer Music Experience.)



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No. 75
Indigo Girls / Power Of Two
(1994)

エイミー・レイとエミリー・サリアーズの2人による、アメリカのフォーク・デュオがインディゴ・ガールズです。彼女たちがレズビアンであることを公にしたのは、1994年の4枚目のアルバム『Swamp Ophelia』のリリース直前のことです。以降、彼女たちはLGBTライツにも深く関わり、アメリカのレズビアンのイコン的存在となっていきます。

「Power Of Two」は、『Swamp Ophelia』からのシングルであると同時に、ウーピー・ゴールドバーグがレズビアンの歌手役で主演した映画『Boys On The Side』のサントラ収録曲でもあります。

"Power Of Two"
パワー・オブ・トゥー
(1994)




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No. 74
中村中/友達の詩
(2006)

昨年、中村中がMTFであることを告白したのと同時期にリリースされた、彼女のセカンド・シングルです。

"友達の詩"
(2006)




天までとどけ 天までとどけ
中村中 (2007/01/01)
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No. 73
Antony And The Johnsons / You Are My Sister
(2005)

アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズはニューヨークで結成されたバンドですが、ヴォーカルのアントニーは、もともとはイギリス出身です。

トランスジェンダーをテーマの中心としている彼らの音楽は、シザー・シスターズやザ・ゴシップといった他のLGBTのバンド同様、アメリカよりもイギリスで、より高い評価を得ています。

「You Are My Sister」は、全英のアルバム・チャートで最高5位を記録した2005年のアルバム『I Am a Bird Now』からのシングルで、ボーイ・ジョージとのデュエット曲です。

"You Are My Sister"
(2005)




アイ・アム・ア・バード・ナウ アイ・アム・ア・バード・ナウ
アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズ (2005/05/13)
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No. 72
Placebo / Nancy Boy
(1997)

プラシーボは、イギリス出身のオルタナティヴ・ロック・バンドです。3人のメンバーのうち、ヴォーカル/ギターのブライアン・モルコがバイセクシャル、ベースのステファン・オルスダルがゲイであることを公にしています。

「Nancy Boy」は、彼らのデビュー・アルバム『Placebo』からのシングルで、全英のヒット・チャートで最高4位を記録しています。「Nancy」は、俗語的に男性同性愛を指していう言葉です。

"Nancy Boy"
ナンシー・ボーイ
(1997)




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No. 71
Westlife / You Raise Me Up
(2005)

アイルランドの出身で、イギリスでは並ぶ者のないほどの人気ボーイバンド、ウエストライフの二枚看板の1人、マーク・フィリーは、2005年8月、ゲイであることをカミングアウトしました。

「You Raise Me Up」は、マークのカミングアウトから2ヶ月後の2005年10月にリリースされたアルバム『Face To Face』からのファースト・シングルで、全英で初登場1位を記録。ウエストライフの過去のNo.1ヒットを上回る数字を売り上げ、彼らの新たな代表曲となりました。

詳しいバイオグラフィーと「You Raise Me Up」のヴィデオ・クリップは、こちらでどうぞ。
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続きは、また後日。


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コメント

上位に期待です

すごい企画が始まりましたね。
自分の辺境ブログでも紹介させていただきました。
この先のランキングがどうなるのか、かなりハラハラです。

ぎゃ~~楽しい~!
これは(いつか古くなって消えてしまう)ブログでは勿体無い、書籍化したいですワ!(いやそれでは画像が見れない)
先がめちゃめちゃ楽しみー!じらさないでぇっ。

>りょうたさん
今回の企画を紹介していただいて、またまたありがとうございました。m(_ _)m

上位に位置している楽曲の傾向を、予告がてらザッと説明すると、

1)内容自体は別にゲイゲイしいわけではないんだけど、楽曲やアーティストの知名度が極めて高く、かつ内容の普遍性が高いもの。

2)思いっきりゲイゲイしい内容で、かつ幅広い層にアピールして大成功したもの。

3)楽曲・アーティスト共に、知名度そのものは決して高くないんだけれども、ゲイ・ポップ・カルチャーの歴史上、極めて重要な、エポック・メイキング作品。

この3つのいずれかに属しているものが、上位に多く含まれています。

私の選んだTOP100は、たぶん大多数の人にとっては、マイナーな曲のほうが多いと思うんですが、それらの曲を知らないとまずいというわけでは全然ないので、今回のTOP100の中から、りょうたさんの新たなお気に入りが見つかってくれれば、私にとってもスゴく嬉しいです。(^^



>マーガレットさん

いや、別にじらしてるわけじゃないんですけどね(笑)。

書籍化、してみたいですねー。LGBTミュージックについての本を書かせてくれる出版社があれば、もー、喜んで書いちゃいますよ(笑)。

でも、今回の企画が自分にとっても楽しい理由というのは、ヴィデオ・クリップを紹介できる楽しみがあるからなんですよね。紙の媒体だと、その楽しみが味わえないんですよねー。

いずれにせよ、TOP100の紹介が全部終わったら、Queer Music Experience.本体のほうでHTML化して、メイン・コンテンツの一つにしようかと思ってます。(^^

ぜひ、最後までお付き合いくださいませ。

そういや、話は全然変わりますが、マット・ルーカスの、例のコミック・リリーフのシングル、バカ売れしてますね。


レスありがとうございます。
100曲に逐一コメントしたくなるようなラインナップで素敵です。

ところでオランダのサイトで、ゲイ・ミュージック・トップ100曲ってのがありました。藤嶋さまの掲げるLGBT理念とは違って「ゲイが好きな100曲」なんですが、これはこれで面白かったです。

http://gayinfo.tripod.com/gaytop100.html

マットはもう国民的スターなんですね!
マット=ダフィッドの「I"m gay」のペット・ショップ・ボーイズ・リミックスはいつやるんだかわかりませんが、公式発表になっているので、早くやって。いまのこの勢いで売れるんでしょうね~。

>マーガレットさん

あ、この「MY GAY CLASSIC TOP 100」は、以前このブログで取り上げたことがありますよ。といっても、マーガレットさんがこのブログに遊びに来てくださるようになる、ずっと前なんですけど。たぶん、このブログを始めてからすぐのころです。

ゲイゲイしさだけでいえば、自分が作ったTOP100よりも、こちらのほうが、よりゲイゲイしいんですよね(笑)。マーガレットさんがおっしゃるように、「ゲイが好きな100曲」ですから。自分の好みから言っても、ツボに入ってくる曲がたくさん含まれてます。


コミック・リリーフ絡みのシングルがNo.1になること自体は珍しくはないんですが、参加しているのがマット・ルーカスなだけに、やはり驚きはありますね。もちろん、嬉しい驚きですけど。(^^

「I'm gay」のPSBリミックスは、私も期待してます。
ニールとクリスって、ホント、LGBTのアーティストやゲイ好みのアーティストを総ナメしてますよね(笑)。

ご存知でしたね、失礼しましたm(_ _)m

ニール&クリスはワタシにとってもう神様とか天使とかみたいなものなんで、人間のゲイ男子って認識がないんですが、冷静に見るとものすごくベタですわね。
LGTBアーチストのみなさんはリスペクトでPSBにお仕事持ち込んでいるようで、実はPSBのほうからの歩み寄り(というか、単に"それ好きだからやるよ"って事で)も大きいんじゃないかと思います。

でもPSBそんなにしらない友人・知人はPSB=LGBTアーチストって認識も薄いようです。

いよいよカウントダウンも佳境ですね!
わくわくです☆

>マーガレットさん

こんばんは。(^^

>LGTBアーチストのみなさんはリスペクトで
>PSBにお仕事持ち込んでいるようで、
>実はPSBのほうからの歩み寄り
>(というか、単に"それ好きだからやるよ"
>って事で)も大きいんじゃないかと
>思います。

あ、コレ、私もそう思います。
PSBと他のアーティストのコラボレーションって、坂本龍一のそれと同じで、
「好きな人と仕事してる」
って感じが、すごくするんですよ。

これは私自身の経験から感じることなんですが、ノンケの人と仕事するよりも、同じゲイの人とか、あるいはゲイ・フレンドリーな人との仕事のほうが、もう圧倒的に楽しいんですよね。創作に関する作業の場合なんて、特に。

だから、PSBとコラボしたアーティストたちの顔触れを見ると、「ああ、これはPSBの2人が好きでやってることなんだろうなー」って、すごく思いますね。

>でもPSBそんなにしらない友人・知人は
>PSB=LGBTアーチストって
>認識も薄いようです。

これはもう、PSBの2人のサジ加減の絶妙さが、そうさせているんでしょうね。(^^

ベタでありつつも、それを主流の文化にサラリと溶け込ませ、親しみやすいものにしてしまうサジ加減。でもヒネリはちゃんと加わっている、という。

この辺のバランス感覚は、ホント、天才的だと思いますよ。じゃなかったら、ここまで長いあいだ、第一線で活躍し続けることはできなかったはずです。
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