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初めてのかたは、以下にリンクしている「前書き」を、必ず読んでくださいねー。

LGBTミュージック TOP100 前書き

No. 100 - No. 91
LGBTミュージック TOP100 No.100 - No.91

No. 90 - No. 81
LGBTミュージック TOP100 No.90 - No.81

No. 80 - No. 71
LGBTミュージック TOP100 No.80 - No.71

No. 70 - No. 61
LGBTミュージック TOP100 No.70 - No.61

No. 60 - No. 51
LGBTミュージック TOP100 No.60 - No.51

No. 50 - No. 41
LGBTミュージック TOP100 No.50 - No.41

それでは、No. 40 - No. 31をどうぞ。



No. 40
Scissor Sisters / I Don't Feel Like Dancin'
(2006)

昨年大ヒットした、シザー・シスターズのセカンド・アルバム『Ta-Dah』からの第1弾シングルです。彼らにとっては初の全英No.1シングルとなりました。イギリスのメジャー級のオープンリー・ゲイ・アーティストたちからも絶賛されているシザーズですが、この曲では彼らの大ファンであることを公言しているエルトン・ジョンが、ピアノでゲスト参加しています。

記録的なロング・セラーになったことで、かえってアルバムからのセカンド・シングルやサード・シングルの売り上げが伸び悩んでしまったほどの、超特大ヒット曲です。

シザー・シスターズの詳しいバイオグラフィーと、「I Don't Feel Like Dancin'」のヴィデオ・クリップは、こちらでどうぞ。
シザー・シスターズ バイオグラフィー(Queer Music Experience.)



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No. 39
Janis Ian / At Seventeen
(1974)

ジャニス・イアンの最大のヒット曲が、この「At Seventeen」です。全米で最高3位を記録しています。

アメリカだけではなく日本でも、「天才少女」と呼ばれた女性アーティストたちは、早婚の傾向があります。たぶん、一般の女性が10年かけてする経験を、その半分くらいの期間で済ませてしまうからかもしれません。元祖・天才少女のジャニス・イアンも例外ではなく、彼女は17歳で最初の結婚をしました。しかし、天才少女たちの早婚の大半がそうであるように、ジャニスの最初の結婚もまた、哀しい結末を迎えました。

その早すぎた17歳での結婚について歌われているのが、この「At Seventeen」です。

異性愛の結婚を題材にしているので、この曲には当然、LGBT的な要素はありません。おそらくこの曲は、ゲイ女子のファンのみなさんが考えるジャニス・イアンの代表曲ではないような気がします。ただ、ジャニス・イアンの歌をまだ聴いたことのないかたたちにとっては、この曲が入口として最もふさわしいと私は思います。

ジャニス・イアンの詳しいバイオグラフィーと、「At Seventeen」のヴィデオ・クリップは、こちらでどうぞ。
ジャニス・イアン バイオグラフィー(Queer Music Experience.)



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No. 38
Pet Shop Boys / New York City Boy
(1999)

ペット・ショップ・ボーイズの1999年のアルバム『Nightlife』からのヒット・シングルです。楽曲もヴィデオ・クリップも、70年代末から80年代初頭にかけてのNYアンダーグラウンドのクラブ・カルチャー(ていうか、ゲイ・カルチャー)に捧げられたオマージュとなっています。彼らのヒット曲の中でも、最大級にゲイゲイしさが爆発した、快心の1曲。ゲイ男子によるゲイ・アンセムのお手本といってもいいかも。

"New York City Boy"
ニューヨーク・シティ・ボーイ
(1999)


ペット・ショップ・ボーイズの詳しいバイオグラフィーは、こちらでどうぞ。
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No. 37
Tom Robinson Band / 2-4-6-8 Motorway
(1977)

トム・ロビンソン・バンドのデビュー曲です。トム・ロビンソンは、イギリスのメジャー・レーベルのアーティストとしては初めて、デビュー時からゲイであることを公にしていた、オープンリー・ゲイ・アーティストの先駆者の1人です。「2-4-6-8 Motorway」は、全英でトップ5ヒットとなっています。

トム・ロビンソンの詳しいバイオグラフィーと、「2-4-6-8 Motorway」のヴィデオ・クリップは、こちらでどうぞ。
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No. 36
Dusty Springfield / You Don't Have To Say You Love Me
(1966)

ダスティ・スプリングフィールドの最大のヒット曲で、1966年に全英でNo.1を記録しています。No.48の「I Only Want To Be With You」と同様、この曲もまた、さまざまなアーティストによって歌われてきたスタンダード・ナンバーで、他にはエルヴィス・プレスリーなどが、この曲をレパートリーとしていました。

そして、ダスティの名前や曲のタイトルを知らない人であっても、歌い出しの「When I Said I Needed You~♪」を聴けば、「ああ、この曲か!」と思い至る場合が多いのではないでしょうか。

詳しいバイオグラフィーと、「You Don't Have To Say You Love Me」のヴィデオ・クリップは、こちらでどうぞ。
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No. 35
Indigo Girls / Closer To Fine
(1989)

「Closer To Fine」は、インディゴ・ガールズのメジャー・レーベルからの最初のアルバム『Indigo Girls』の収録曲で、彼女たちの記念すべき初ヒット曲です。ライヴではオーディエンスも一緒になって大合唱となる、インディゴ・ガールズの看板曲です。

"Closer To Fine"
クローサー・トゥ・ファイン
(1989)




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No. 34
Scissor Sisters / Filthy/Gorgeous
(2005)

シザー・シスターズのデビュー・アルバム『Scissor Sisters』からの最大のヒット・シングルとなったのが、この「Filthy/Gorgeous」。全英最高5位を記録しました。

メンバーのアナ・マトロニック曰く「ドラッグでキメキメの、女装の売春婦の歌」のヴィデオ・クリップを手がけたのは、映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェル。猥雑さをファッショナブルな映像で見せることにかけては天下一品のキャメロン・ミッチェルの手腕が、シザーズの個性にピタリとはまった、傑作ヴィデオ・クリップです。

"Filthy/Gorgeous"
フィルシー/ゴージャス
(2005)


シザー・シスターズの詳しいバイオグラフィーは、こちらでどうぞ。
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No. 33
張國榮/紅
(1996)

'90年代前半は俳優業に専念していたレスリー・チャンが、本格的に歌手活動に復帰したのが、1996年のアルバム『紅』でした。ゲイの役柄を多く演じていく中で、性的少数者としての自分を徐々に解放していったレスリーは、今度はこのアルバムを通じて、性別を超えた愛の表出を試みます。

翌97年のコンサートでは、レスリーは赤いハイヒールを履いて、タイトル曲「紅」を、実に艶かしくパフォーマンスしました。当時の香港にあっては、レスリーのようなトップ・クラスのアーティストが、このようなパフォーマンスを演じるというのは前代未聞で、社会的事件といってもいいほどのセンセーションを巻き起こしました。この赤いハイヒールは、LGBTアーティストとしてのレスリーを象徴するものとして、今日でも非常に有名です。

自分に正直でありたいと願い続け、人知れず苦悩を重ねてきたレスリー・チャン。その道程の1つの到達点が、この映像には刻み込まれています。

早すぎる死が、今でも惜しまれます。

"紅"
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(Live, 1997)




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No. 32
Melissa Etheridge / I'm The Only One
(1993)

アメリカの音楽界において、レズビアンから最も熱く支持されているトップ・イコンが、メリッサ・エスリッジ。彼女の骨太なロックン・ロールとハスキーな歌声は、アメリカ人男性が尊んできた「男らしさ」の記号として、それ以前は機能していたからこそ、その事実が逆説的に、彼女のフェミニスト的な側面を、一際輝かせているといえます。

デビューは1988年。1993年に、レズビアンであることをカミングアウトしました。デビュー時から既にゲイ女子の支持を受けていたメリッサは、カミングアウトがセールス上のダメージに繋がることはありませんでした。k.d.ラングやインディゴ・ガールズの場合も同じで、彼女たちはいずれも、デビュー時からカミングアウトしていたわけではありませんが、だからといってノンケ女子のふりをしてセールスを拡大しようともしていませんでした。ゆえに、彼女たちのカミングアウトは、ファンからは拍手をもって迎え入れられました。

メリッサのカミングアウト直前にリリースされたアルバムのタイトルは、『Yes I Am』。そして、このアルバムのオープニング・ナンバー「I'm The Only One」は、全米のシングル・チャートで最高8位を記録。メリッサ最大のヒット曲となりました。

つまり、メリッサは、その人気が頂点に達したところで、カミングアウトに踏み切ったのです。

"I'm The Only One"
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(1993)




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No. 31
Culture Club / Karma Chameleon
(1983)

カルチャー・クラブ最大のヒット曲で、全英・全米ともに1位を記録。'80年代を代表する大ヒット曲です。

当然、日本の洋楽ファンにもよく知られている曲ですが、しかし、今一つ正当な評価を成されていない気が、私はしています。

まず第一に、この曲の邦題が「カーマは気まぐれ」となっているせいで、「Karma」という言葉が人名と勘違いされている、ということが挙げられます。「Karma」というのは、仏教用語の「カルマ」のことです。英和辞典にも普通に載っている単語です。にもかかわらず、「この曲はカーマという名前の女の子について歌った曲です」と紹介している日本語のブログが、少なからずあります。

ヴォーカリストのボーイ・ジョージは、同じカルチャー・クラブのドラマーの、ジョン・モスと恋人関係にありました。しかし、ジョン・モスは基本的には異性愛であり、カルチャー・クラブが世界的にブレイクしたころには、既に2人の関係は険悪なものになっていました。カルチャー・クラブの楽曲の多くは、ジョージとジョンの関係を歌ったものであることが、後年になってから明かされましたが、ポップな曲調とは裏腹に、そこに込められていたものとは、ストレートの男を愛したことから生じる、己の性への困惑と混乱でした。

「Karma Chameleon」も、そうした部類の楽曲です。しかし、その事実は、日本ではコアなファンのあいだでしか知られていません。

もう1つには、「Karma」という言葉の語感が、日本語の「オカマ」に近いせいで、テレビのバラエティー番組にオネエキャラのタレントやニューハーフのかたたちが登場する際に、やたらとこの曲がBGMとして使用される機会が多い、ということです。

「オカマ」という言葉自体は、使われる文脈次第では肯定的なニュアンスも持ち得るので、私自身も使う機会は多いし、それはそれで別に構わないんですが、「オカマ」と「Karma Chameleon」を結びつけて使用するのは、この曲のシリアスな理解に、バイアスをかける一因となっています。

いずれにせよ、日本の洋楽ファンのかたたちには、もう少しシリアスに、カルチャー・クラブの音楽を再評価してもらいたいと、私はつねづね思っています。

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続きは、また後日。


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2007.04.16 Top↑
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