上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- Top↑
アジアのLGBTアーティスト・シリーズ、さて今回は。

中国では初めてとなる、オープンリーのレズビアン・シンガー、QiaoQiao を紹介します。

ていうか、この名前をカナ表記にする場合には、いったいどう書いたらいいの?

キャオキャオ?

――なんだか、カナ表記の仕方がよくわからないので、とりあえずここでは、参照元の英文記事にしたがって、QiaoQiao と表記することにします。

日本の人に親しみをもってもらうためには、本当はカナ表記にしたほうが望ましいんですけどねー。

QiaoQiao の最も適切なカナ表記をご存知のかたがいらっしゃいましたら、ぜひとも私めにご教授ください。



で。

私がこの QiaoQiao のことを知ったのは、先月4日付の、以下のリンクの記事が最初でした。


Online Program to Feature Gay Host (china.org.cn)

この記事の内容がどんなものなのかといいますと。

中国のインターネットTV局、Phoenixtv.com が、中国では初めてとなる、同性愛者向けのインタラクティヴ・オンライン番組『Tong Xing Xianglian』(英訳すると『Binding Homosexuals Together』)の製作を発表した、というものです。

その番組の司会が、中国初のオープンリー・ゲイのアクティヴィストである、Didier-Zheng 氏と QiaoQiao、というわけです。

この話題を紹介している幾つかの英文サイトやゲイ・ブログも併せて読んでみたんですが、それらの情報によると、QiaoQiao は司会ではなく、第1回目のゲストとして番組に招かれていたみたいですね。この辺、情報が錯綜してます。

まあ、とにかく、この『Tong Xing Xianglian』の製作発表を通じて、私は QiaoQiao の存在を初めて知った、というわけです。

QiaoQiao についてもっと詳しく知りたいと思い、いろいろと調べてみたんですが、いかんせん中国語がわからないもので、『Tong Xing Xianglian』に関連した英文記事に書いてある以上の情報を知ることは、私にはできませんでした。

やっぱり、言葉の壁は厚いわー。

ちなみに QiaoQiao さんのお写真は、こちら。

じゃーん。
Qiaoqiao
美形です。
(画像は、itv.phoenixtv.com より)


以下、私にも調べることのできた範囲内ではありますが、QiaoQiao のプロフィールについて、書き記していきます。

QiaoQiao は歌手であると同時に、北京に店舗を構えている老舗のダイク・バー「Feng」のオーナーでもあるそうです。

上にリンクした記事によりますと、「Feng」は、中国のゲイ女子のあいだでは非常に有名なダイク・バーで、ゲイ女子の俳優や歌手も、よく足を運んでいるらしいです。

ヴィデオ・クリップも見つかりました。タイトルは「爱不分(Ai Bu Fen)」。

日本語に訳すと、「愛に違いはない」みたいな感じらしいです。

このヴィデオ・クリップの中には、どう見てもドラえもんのパクリとしか思えない紛い物のキャラクターの凧が上がっているシーンがあったりして、「この辺、いかにも中国だよなー」と苦笑も出てしまうんですが、中身そのものは、いたってシリアスです。

2人のバレリーナの女性の友情が、やがて愛情へと変化していくさまが、性的描写は一切なしに、美しく描かれています。

しかし、その物語には、途中で衝撃的な展開が待ち受けています。

最初にこのヴィデオ・クリップを観たときには、真剣にビビりました。

"爱不分"
(2006)


一般大衆に向けての同性愛表現が、悲劇的に描かれていることの社会的な意味性というのは、「悲劇的な結末だからこそ、社会にとっては初めて受け入れやすいものになっている」、ということでもあるんですよね。

つまり、それが悲劇でないかぎり、同性愛は決して共感や同情の対象にはならない、ってことです。

ということは。

社会学的受容論の観点からこのヴィデオ・クリップを評価するならば、導き出される結論というのは、「同性愛者にも幸せになる権利があるということが、中国では未だに広くは認められていない」、ってことでもあるんですよね。

なので、このヴィデオ・クリップを観て、「これぞ純愛よねー!(泣)」とか言って、安易に感動してる場合ではないんですが。

それでもやっぱり、美しい作品だと思わずにはいられません。

こうした美しい作品の力によって、中国の一般大衆のあいだから、同性愛への偏見が、少しでも取り除かれてくれればいいなー、と心から思います。



もし、これを読んでくださっているみなさまの中で、QiaoQiao についてもっと詳しいことを知っているというかたがいらっしゃいましたら、中国語を読めない哀れな私めに、ぜひとも情報提供をお願いいたします。m(_ _)m


スポンサーサイト
2007.05.23 Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://queermusicexperience.blog10.fc2.com/tb.php/173-95c57087
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。