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たまには演歌も聴いてみようじゃないか。

会社での立場が変化して、夜の9時前に会社を退けるのはほぼ不可能になってしまった、最近の藤嶋。週5日間連続で終電帰りはザラ。しかも、通勤時間は片道2時間。

だもんで、家に帰ってからパソコンを起動したりテレビを観たりするだけの気力はなく、あとはもう飯を食って風呂に入って寝るだけ。

そんな生活を数ヶ月間続けてきたせいで、世間の流行にすっかり疎くなってしまった藤嶋。ビリー隊長の存在を知ったのも、ついこのあいだのことだし。(しかもブームのピークは既に過ぎてるみたいだしな。)

で、この三連休は、特にこれといった予定も入っていなかったので、インターネットでいろんなニュース記事やブログを読み漁ってました。

そうして初めて知ったのが、演歌歌手の三善英史さんのカミングアウトのニュース。

なんでも、テレビ朝日系列のバラエティー番組『草野キッド』の6月13日の放送分で、ゲイであることを公表なされたそうで。

その番組の中でのやりとりについては、他所様のブログを読んでいただくとして、このニュースを知って藤嶋が最初に思ったのは、当の三善さんには非常に申し訳ないんですが、

「三善英史って、いったい誰?」

ってことでした。

そこで早速、インターネットで調べてみました。


てっとり早いのは、なんだかんだ言いつつも、やっぱり日本語版ウィキペディア

この記事によると、三善さんのデビューは1972年。最初のシングル曲「雨」が、オリコンで最高位2位を記録しているとのこと。

翌1973年に、NHKの『紅白歌合戦』に初出場。1975年まで連続出場。

しかし、それ以降はヒット曲には恵まれず、日本語版ウィキペディアの記事に掲載されているディスコグラフィーを見る限りでは、最後に新曲がリリースされたのが1975年。(三善さんの公式サイトによると、それ以降も新曲はコンスタントにリリースされています。最近では「おまつり数え唄」という新曲がCDでリリースされているようです。)アルバムのリリースは、1枚きりのようです。

三善さんが歌っている映像を実際に観てみたいと思い、YouTube で探してみました。

まさか見つかるとは思ってなかったんですが、なんと!

ありましたよ。

若き日の三善さんが大ヒット曲「雨」を歌っている映像が。

出典は不明ですが、なんとなく『演歌の花道』とか『にっぽんの歌』といったような、テレビ東京系の音楽番組の匂いを感じます。

"雨"
(1972, 映像の年代は不明)



この映像を観た翌日、新宿の紀伊国屋書店の中にあるテイトムセンで、三善さんの(おそらくは唯一の)アルバム『雨/あなたが帰る時』の復刻盤を購入。

三善英史/雨・あなたが帰る時


何を隠そう、私が演歌のCDを購入したのは、これが初めてです。

このアルバムについてレビューめいたものを書けるほど、自分は演歌というジャンルをわかっていないので、まあ、アレなんですが。

この作品を聴いてみて思ったのは、演歌の面白さというのは、シャンソンのそれと、実は非常に近いのではないか、ということでした。あくまで主観ですが。

かの美輪明宏大先生は、幾多の著書の中で、演歌について否定的な見解を述べておられるんだけれども、演歌もシャンソンも、1本の芝居を観るようにして聴くと面白い、という点では、共通する部分も多いのでは? という気がするんですよねー。演歌もシャンソンも、ある役柄を歌を通じて演じている、という点では同じだと思うんですよ。演じている芝居の種類は大きく異なってるんだけど。

例えるなら、シャンソンは新劇で、演歌は大衆演劇、という感じ。

これをきっかけにして、これからは演歌のCDもいろいろと聴いてみようかなーと思ってます。演歌の世界にもゲイの歌手のかたは多そうだしね。



ちなみに、日本語版ウィキペディアの記事に掲載されているディスコグラフィーを見て、非常に気になるタイトルのシングルを発見。

「彼と・・・」

三善英史/彼と・・・

いったい彼と、何があったの!?
まさか、あんなことや、こんなことまで……!
……いやーっ!


などと、末尾の三点リーダがあらぬ妄想を抱かせる、なんとも秀逸なタイトルです。

演歌の場合、男性が女性の一人称で女性の心情を歌うことは、別に珍しくもなんともないので、この曲も、そういった種類のものなんだろうとは思いますが、三善さんがゲイだとわかった上でこのタイトルを見ると、なんとも意味深な感じがして、興味をそそられます。

が、しかし、この「彼と・・・」はアルバム未収録曲で、しかもCD化されていないみたいなんですよねー。残念。聴いてみたいのにー。

CD化希望。



ちなみに、今現在の三善さんのお姿は、三善さんの公式サイトからどうぞ。

三善英史 公式サイト
http://www.miyoshieiji.com/




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コメント

なんと。
ミヨシエージさんを御存知ない世代……。
昭和も遠くになりにけり、でございます。
美輪さんは、演歌との差別化を計って、
演歌滅亡論を展開なすってますが、
じつは、
「演歌歌手の問題意識のない無自覚さが許せない!」
みたいで、
細川たかしさんは良いそうです。
変わった人ですから。ねぇ……。
秘密ね☆(変わった人って言ったこと)。

>イラリン

そうなんです。申し訳なくも、ご存じない世代なんですよー。
三善さんのデビューされた年って、ちょうど私が生まれた年なんですよ。だもんで、オンタイムの記憶が全くないんですよね。

美輪大先生は、細川たかしさんはOKなんですか。ははあ。
この場合、いったい何に対する問題意識なんでしょうかね? 好ましい例が細川たかしさんと聞いて、美輪先生の真意が、かえってわからなくなってしまったんですが(笑)。

どーもー(芳村真理風に)、お久しぶりです。
毎朝晩2時間!!大変ですなぁ・・・。
お疲れ様ですm(--)m

三善英史さんのカミングアウトの件、毎日17時半に帰ってる僕も知りませんでした^^;
『雨』って
♪バァ~スゥをぉ~ 待つあひだにぃぃ~
ってやつですよね?
1972年の曲だったんだ・・・生まれた年なんですけど・・・なんで知ってんだろ、自分・・・。
それはさておき。
なぜこのタイミングでカミングアウトされたのか番組を観てないので(つーか沖縄でやってないかも)分かりませんが、「気がついたら男好きを皆が知ってた」的なしれ~っと系で良いので、カミングアウトしてくれる人が(演歌系に限らず)もっと増えると良いな~なんて思いました。

『彼と・・・』、僕も聴きたい!v-411

♪バァ~スゥをぉ~ 待つあひだにぃぃ~
は、平浩二でした・・・。

『雨』は
♪あンめにぃぃ~ ぬれなンがらぁ~
ですね。

■あさとさん

こちらこそお久しぶりですー。レスが遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
m(_ _)m

>1972年の曲だったんだ・・・生まれた年なんですけど・・・なんで知ってんだろ、自分・・・。

いや、三善英史さんを知らなかった自分のほうが少数派のような気がしてきました。なにせ、あさとさんのコメントの中にあった平浩二さんの名前も知らないんですよ……。もっと演歌のことも知っておかなきゃです。
(^ ^;

>なぜこのタイミングでカミングアウトされたのか番組を観てないので(つーか沖縄でやってないかも)分かりませんが、「気がついたら男好きを皆が知ってた」的なしれ~っと系で良いので、カミングアウトしてくれる人が(演歌系に限らず)もっと増えると良いな~なんて思いました。

自分も実際の映像は観ていないのでアレなんですが、件の回について記した他所様のブログを拝読した限りでは、三善さんのカミングアウトは、しれ~っと系っぽい雰囲気でした。

日本の芸能界って、たとえどんなにゲイのキャラを丸出しにしている人であっても、「私はゲイです」と言い切りさえしなければ、そのまんまのキャラでOKっていうところがあるじゃないですか。でも、少なくともこのブログの文脈からいえば、カミングアウトしてくれている日本のアーティストの数が増えてくれれば、それだけ日本の音楽について書ける機会も増えてくれるわけで(笑)、三善さんに続く人が出てきてくれることを期待したいですねー。

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