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前回のエントリで、私は次のように書きました。

「(スペインでは)オープンリーのLGBTアーティストの数は、まだそれほど多くはないようです。

つーか、私が知らないだけかも知れませんが。」



そうなんです。



私が知らないだけでした。



スペインにも、オープンリーのLGBTアーティストはそれなりの数で存在しているようです。



あははははははははは。



アタシ間違えましたが、それが何か?
メンチ切りコンドリーザ
(逆ギレ)


それはそうとして。

確かにスペインにも、オープンリーのLGBTアーティストは何組も存在しているんですが。

前回紹介したエンリケ・デル・ポソのような、「かつての人気歌手が同性愛をカミングアウト!」みたいなケースは、やっぱりそれほど数がないみたいです。

そう感じた理由というのはですね、スペイン語版 Wikipedia のエンリケ・デル・ポソのページを開くと、ページ下部に関連カテゴリの一覧があるんですが、そこには「スペインのLGBTの歌手」とか「スペインのLGBTの芸能人」といったカテゴリが見当たらないからなんですよ。

それは見様によっては、「そういったカテゴリを設けられるほどには、現在のスペインにはLGBTの著名人の数が多くはない」と解釈することも、あながち不可能ではないわけです。

まあ、穿ち過ぎではあるかもしれませんが。

一方、インディーの世界では、LGBTであることを公にしているアーティストたちが、スペインでも頑張っているようです。

スペインのLGBTミュージック事情を調べていく中で、私は Susurrando Records というインディー・レーベルの存在を知りました。

Susurrando Records の公式サイトはコチラ。
http://www.susurrando.es/


この Susurrando Records は、オープンリーのLGBTアーティストや、あるいは同性愛やトランスジェンダーを題材としているヘテロのアーティストたちの作品を専門に送り出している、スペインのインディー・レーベルです。

そこに所属しているアーティストたちのプロフィールを一度にドカッと紹介するのは、アテクシの語学力ではさすがに無理なので、それはまあ追々やっていくこととして。

私がこの Susurrando Records の存在を知ったのは、以下にリンクしたブログの記事を見つけたのがきっかけでした。

'OPUS GAY', musica en otra dimension(←もちろんスペイン語の記事です)

この記事に書かれているのは、スペインのゲイ・プライド・デーを記念して2007年6月4日に Susurrando Records からリリースされた、『Opus Gay』というコンピレーション・アルバムの紹介です。

Opus Gay ジャケット


その記事の中で名前が挙がっていたアーティストのうち、今回はラ・シェール(La Chel)というアーティストのヴィデオ・クリップを紹介したいと思います。

ラ・シェールは、以前に紹介したブルガリアのスーパースター、アジスと同じく、ヒゲ付きのドラァグ・クイーンです。

ただし、同じヒゲ付きドラァグとはいっても、アジスとラ・シェールとでは、表現のベクトルが大きく異なっています。

アジスのほうは、パッと見はユーモラスかもしれないけれども、美意識が非常に高く、楽曲も映像もパフォーマンスも、すべてが洗練されています。

一方のラ・シェールは、完全にお笑いです。

歌手というよりは、「歌う女装芸人」といったほうがふさわしい感じ。

とにかく安い。

実際、ラ・シェールのヴィデオ・クリップは、それがかなりの低予算で作られているであろうことが容易に察せられる作品なんだけど、予算がどーこーいう以前に、そもそもの基本テイストが激安。

先にリンクした記事では、『Opus Gay』を「アンダーグラウンド・ミュージックのコンピレーション・アルバム」と紹介しています。ということは、そこで名前が挙がっているアーティストたちも、同様にやはりアンダーグラウンドの存在として認知されている、ということになります。

だから、スペインのLGBTアーティストたちは、「スペインでは有名人」というわけでは必ずしもなくて、「アンダーグラウンドのゲイ・カルチャーに関心のある人々のあいだでは知られた存在」、ということになるかと思います。

件のラ・シェールについては、そのヴィデオ・クリップは割と一般に知られているようなんですが、どうやらその激安映像のインパクトだけが巷で一人歩きしちゃってるみたいな雰囲気です。ラ・シェールのヴィデオ・クリップを紹介しているスペイン語のブログ(非・ゲイブログ)もいくつか読んでみたんですが、スペインの人たちからも、「この人たちのことはよく知らない」みたいなことを書かれちゃってて、ラ・シェールがいったい何者なのかというところまでは浸透していなさそうです。

ラ・シェールの公式サイトも見つけたんですが、どうやらリニューアル準備中らしく、トップページがあるのみで、詳しいプロフィールが全然わからない。

だから、そもそもラ・シェールという名前が個人を指しているのか、それともユニット名なのかすらも、実は私にはわかっていません。



で、これから観ていただこうと思っている、そのラ・シェールのヴィデオ・クリップなんですが。

可ッ笑しいです。かなり。

といっても、映像が可笑しいというよりは、聴いてて笑えるんですよね。

特に我々日本人の耳には。

なんでかっていうと。

サビの部分の歌詞が、

「ち×ぽ、ち×ぽ、らららーららららー♪」

と歌っているように聴こえるから。

まあ、実際に観てみてくださいな。

"Chim Pon"
(2006)


「Chim Pon」というタイトルがスペイン語なのかどうかさえ、私にはよくわからんのですが。

ただですね、楽曲のオリエンタルな雰囲気と、サビの部分で股間に手をやる動きを併せて考えるに、この空耳は実は偶然などではなく、案外確信犯なんじゃないか、という気がするんですよねー。

つまりラ・シェールは、「Chim Pon」という言葉の発音が、男根を表す日本語のスラングの発音に非常に近いことを、実はわかってやっているのではないか、と。

たぶん穿ち過ぎだとは思いますが。

いずれにせよ、もっと詳しいアーティスト情報が知りたいところです。


ラ・シェール公式サイト
http://www.yosoylachel.com/




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2007.11.04 Top↑
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