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ラスベガスの観光名所として知られていたリベラーチェ博物館が、30年以上に及ぶその歴史に、いよいよ幕を下ろすこととなってしまいました。Advocate.com が9月11日付で報じています。

Liberace Museum Closing (Advocate.com, 2010.09.11)

リベラーチェ博物館
リベラーチェ博物館


リベラーチェは、1950年代にテレビを通じてスーパースターとなった、アメリカのピアニストです。派手な衣装と過剰なステージ演出が、後世のロック・スターにも大きな影響を与えました。1987年にエイズによる合併症で亡くなっています。詳しくは Queer Music Experience.本編をご覧になってください。

リベラーチェ バイオグラフィー (Queer Music Experience.) ←読んでね。

アメリカのゲイ向けニュース・サイト EDGE は、これよりも前の5月20日、リベラーチェ財団のジャック・ラパポート会長のインタヴューを掲載していました。このインタヴューの中で、ラパポート会長は、リベラーチェ博物館をストリップ(ラスベガスの繁華街)に移転する考えがあることを話していました。

Liberace Museum, steeped in the past, looks to the future (EDGE on the Net, 2010.05.20)

かつては年間で400,000人以上の集客があり、ラスベガスの代表的な観光名所にもなっていたリベラーチェ博物館ですが、今日では客足が鈍り、財政難に陥っていたようです。収蔵品の保存状態を良好に保っていくためにも、より多くの収益が必要となることから、観光客が立ち寄りやすいストリップ沿いへの移転を、ラパポート会長は考えていたようです。

このインタヴューを読んで以降、私はリベラーチェ博物館の今後が気になっていたのですが、ついに先日(9月11日)、博物館がその扉を永遠に閉ざす予定であることが報じられました。

Advocate.com の記事によると、リベラーチェ財団取締役会のジェフリー・コープ氏は、パートタイムも含む博物館のスタッフ全員に、10月17日付での解雇を言い渡したそうです。これは純然たるビジネス上の決断であり、取締役会としても苦渋の決断であったことを、コープ氏は語っています。

こうした施設の経営について、私は大した知識があるわけではなく、ましてやアメリカでの話なので、こうしたらいいのではないかとか、ああしたらいいのではないかとか、そうした建設的な意見を述べることは難しいのですが、あくまでも一個人の素朴な感想として、博物館や美術館や図書館などの施設が財政難によって姿を消していくのは、非常に残念です。

新しい文化を創造・享受するだけでなく、古い文化を遺していく(つまり、文化の歴史を学ぶ)ことの重要性を、私たちはもっと見直さなければいけないように思うのです。

生前のリベラーチェの、ラスベガスでのショーの模様です。




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2010.09.12 Top↑
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