2日の夜、けんけんとニチョベロでお茶しました。
ほぼ慣例化している、けんけんとのニチョベロタイムですが、東京のゲイ・パレードとRainbow Music Expoという、2つの大きなイベントが終わってから、けんけんとニチョベロでお茶したのは、これが初めて。
だから、必然的に会話の内容は、パレードとR.M.E.についてが中心。
でも、会話のトーンは割としみじみ。
2人とも、物凄く意義のある大きなイベントの渦中にいたことの充実感は、しっかりと胸の内に持っている。だけど同時に、今年の夏のイベントは、2人とも自分の体力との戦いでもあったので、「ゴールした後は、ホント倒れるかと思ったよねー」とか、「R.M.E.当日もキツかったよねー」とか、そういう話が中心でした。
そんな中、今回のけんけんとの会話の中で、藤嶋にとって最大の収穫だったのが、R.M.E.での藤嶋のパフォーマンスについて、非常にロジカルで客観的な意見をもらえたこと。
これは冗談で言っているのではなしに、R.M.E.での藤嶋は、本気で地味だと自分では思ってたのね。
だって、今回のGOLDEN ROSEチームの中では、藤嶋がいちばん衣装替えの負担が少なかったし、女装もしてないしメイクもしてないし、ステージに上がっている時間自体、いちばん少なかったし。
もともと今回の藤嶋は、飛び道具になるつもりは自分ではあんまりなくて、普通に引き立て役のつもりで演ってたんだけど、どうやら本番での藤嶋は、ヘンな目立ち方をしてしまっていたようで、R.M.E.終了後、実にいろんな方々から、
「ズルイ」
「卑怯」
「やられた」
「あんたは本当に飛び道具!」
という言葉をいただいてしまい、本気で困惑してたんですよ。
「なんでー!? あんなに地味だったのに!?」と。
でも、けんけんは、客席から観た藤嶋がどうだったのかを、実にロジカルに、わかりやすく説明してくれました。
さすがはけんけん。
みんなからいただいた言葉がどこから来たものなのか、ものすごーく良く納得できました。
けんけんがしてくれた説明を、ここにいちいち書くことはしないけど、とにかく藤嶋の意識に上っていなかった要因が、たくさん働いていたみたいです。
でも、それらの要因を、もし俺が自覚しながらパフォーマンスしていたら、たぶんR.M.E.本番のときと同じようなお客さんの反応は、きっともらえなかった。
だから、あの日の藤嶋のパフォーマンスは、藤嶋が意識してなかった数々の要因が、ことごとく奇跡的なバランスで、うまく作用してくれていたんだなー、と改めて実感。
完全に結果オーライの世界。
そう考えると、ひょっとしたら、俺ってかなり悪運強いかも(笑)。
やっぱり、自分のことっていうのは、他の人から指摘されないとわかりにくいね。ロジカルに指摘してもらえて、本当に良かった。
けんけん、ありがとー♪
とってもスッキリしました。
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コメント
2005/09/03 23:25 by SUSUMU URL 編集
>SUSUMU
2005/09/03 23:38 by 藤嶋 URL 編集