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開催から時間が経ってしまったライヴの観覧記が続いています。適確なタイミングで記事にすることができなくて、本当に申し訳ありません!

今回は、昨年12月22日に行なわれた、PADDY & NEW TOYZ のライヴ・パフォーマンスの観覧記です。

この12月22日という日は、ロンドン・パンクの雄、ザ・クラッシュのフロント・マンであったジョー・ストラマーが、2002年に先天性の心臓疾患により、50歳の若さで帰らぬ人となった日です。

ジョー・ストラマー(日本語版 Wikipedia)

ジョー・ストラマーの命日のこの日、吉祥寺のライヴ・ハウス ROCK JOINT GB にて、ジョー・ストラマーのトリビュート・ライヴが開催されました。

そして、このライヴには、藤嶋が以前にこのブログや Queer Music Experience.で紹介させていただいた、パディ・フィールドさん率いる PADDY & NEW TOYZ も、出演されていたのです。

パディ・フィールドさんについては、これまでに藤嶋が書いた記事もぜひ参照していただきたいのですが、本当にスゴいかたなんです!

パディ・フィールド バイオグラフィー (Queer Music Experience.) ←読んでね。

伝説の日本人ドラマー、パディ・フィールド(ブログ版 Queer Music Experience.) ←読んでね。

PADDY & NEW TOYZ は、先ごろ新しいギタリストのかたが加わり、新体制となりました。この12月22日のジョー・ストラマー・トリビュート・ライヴは、新生 PADDY & NEW TOYZ にとって初めてのライヴだったんです。

さらに加えて、パディさんは'70年代後期のロンドン・パンク・シーンの真只中に身を置いていた、ただ1人の日本人ミュージシャンであり、ジョー・ストラマーとも実際に面識のあったかたです。

ゆえに今回のトリビュート・ライヴは、パディさんにとっては二重の意味で大切なライヴでした。そのことは、マネージャーさんが運営なさっているパディさんの公式ブログの中でも綴られています。

ジョー・ストラマーとパディ(PADDY PHIELD RETURNS!, 2010.11.11)



さてさて。

この日の藤嶋の服装はかなーり地味だったので、革ジャン率5割の会場の中ではむしろ浮き上がりまくりで(笑)、隅っこで大人しく観ていようかなー、とも最初は思ったのですが、ようやく生でパディさんの演奏を観られる機会を前に、萎縮している場合じゃねーよ! と気を奮い立たせ、カメラを構えながら前のほうで拝見させていただきました。

PADDY & NEW TOYZ 1 PADDY & NEW TOYZ 2

ヴォーカルの道貴さん。
道貴さん


いやー、本当に凄かったです!

パディさんといえば、やっぱりカドリー・トイズのイメージが私は強かったので、音のほうも、カドリー・トイズ当時のものを、何となく予想してしまっていたのです。

無意識の先入観というか、想像力の欠如というか。

そんな藤嶋を打ちのめすように、PADDY & NEW TOYZ の演奏は、凄まじい疾走感!

これが本物のパンクだというパディさんの無言のメッセージが、まるで聴こえてくるかのようでした。

さらにビックリさせられたのが、今回のセット・リストは全部で7曲だったのですが、その7曲の演奏が、MCの全く入らない、完全なノン・ストップ構成だったこと。

上にリンクを貼ったバイオグラフィーにも記載していることなんですが、パディさんは2002年に脳梗塞に襲われ、一命は取り留められたものの、右半身が麻痺されてしまったんです。しかし、懸命なリハビリを経て音楽活動に復帰。現在もドラムスを叩き続けていらっしゃるという、そういうかたなんです。

こうしたパディさんのライフ・ヒストリーを聞き知っている藤嶋には、最初から最後までノン・ストップで突っ走った、この日のパディさんの、パワフルでスピード感にあふれた演奏は、まさに奇跡を目の当たりにしているようでした。

いま自分は、奇跡を見ている――。そんな思いで泣きそうになりながら、私はカメラのシャッターを切っていました。

パディ・フィールドさん 1 パディ・フィールドさん 2


この日のセット・リストは、以下のとおりです。

1.Johnny's Basement
2.Pink Automatic
3.Time Warp
4.Holding Back The Tears
5.Moving Target
6.Safe European Home
7.Normal

3曲めの「Time Warp」はカドリー・トイズのナンバーですが、スピード感がオリジナルから凄まじく増していて、すぐには「Time Warp」だと気づけませんでした(大汗)。「Moving Target」「Normal」は、カドリー・トイズの前身であるレイプドのナンバー。そして「Safe European Home」はザ・クラッシュのナンバーです。



こうしてパディさんの生演奏を拝見できただけでも、私は最高に嬉しかったのに、この日はなんと、パディさんと直接お話することもできたのです。

PADDY & NEW TOYZ の演奏終了後、パディさんのマネージャーさんが藤嶋に声をかけてくださって、パディさんと藤嶋を引き合わせてくださったんです。

出番を終えられて、全身汗びっしょりのまま藤嶋のところにやってきてくださったパディさんは、「来てくれてありがとう!」と、藤嶋を優しくハグしてくださいました。

こうして書きながら思い出すだけでも、泣けてきます。

だって、'70年代後期のロンドン・パンクや、'80年代前半のニュー・ロマンティック・ムーヴメントを直に体験なさっている唯一の日本人ミュージシャンに、こうして間近でお会いして、ハグまでしていただいて、しかもいろいろとお話を聞けたなんて、しがないブロガーの藤嶋にとっては、夢のような話なんです!

パディさんのお話によると、PADDY & NEW TOYZ は現在は曲をどんどん書き溜めている最中で、2011年にはCDをリリースする予定もあるとのこと。すげー楽しみです!

パディさんとのツーショット写真を、マネージャーさんに撮っていただきました!
パディさんと藤嶋
藤嶋の顔、嬉しさのあまり、かなりニヤついてます。


パディさんと、そしてマネージャーさんと、ガッチリと握手をして、会場をあとにした藤嶋の足取りは、かなーり、フワフワしてました。

夢見心地になっちゃって、吉祥寺の街並みが、全然目に入らないの。

おかげで、往きは道に迷わなかったのに、会場から駅までの道のりで、思いっきり迷いました(笑)。

気がついたら全然見覚えのないところを歩いていて、ビックリしました。危ない(笑)。

何はともあれ、大切な思い出がまた一つ増えた、素敵な一夜でした。

パディさん、マネージャーさん、本当にありがとうございました! これからも応援させていただきます!



ちなみに、会場の吉祥寺 ROCK JOINT GB は、スタッフのかたがたの対応が、みなさんとても温かくて、本当に気持ち良く、ライヴを観覧することができました。おそらくスタッフのみなさんからしてみれば、藤嶋はふだんの客筋とは毛色の異なるタイプだったと思うのですが、受付のかたも、それからドリンク・カウンターのかたに写真撮影の可否について尋ねたときも、みなさんとても丁寧に、しかも笑顔で応じてくださったんです。小さなことかもしれませんが、私にはそれが、とても嬉しかったのです。

ROCK JOINT GB は、とても気持ちの良い対応をしてくださるライヴ・ハウスです。そのことも特記しておきます。


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2011.02.09 Top↑
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