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『そらさんいんらさ』フライヤー2010年12月29日は、二子玉川にある美味しい中国茶と食料雑貨のお店、Lasah(ラサ)にて、ゲイ・ミュージシャン sola さんの音楽活動10周年記念ライヴ『そらてん』に引き続いて、その番外編であるカフェ・ライヴ『そらさんいんらさ』が催されました。

これまでカフェ・ライヴをほとんど体験したことのない藤嶋には、今回の sola さんのライヴを他と比較してどうこうという話はできないのですが、今回の『そらさんいんらさ』は、単に Lasah さんがライヴ・スペースを提供して、そこで sola さんが歌ったというだけのものではありませんでした。

Lasah さんと sola さんの、完全コラボ企画。

まさしく、そう呼ぶのにふさわしいものでした。

sola さんのうたの合間に、オーナーさんがとっても美味しいお茶をふるまってくださるんです。しかも、丁寧でわかりやすい解説つき。全部で4種類くらいだったかな? どのお茶も、淹れるごとに味わいが変化して、すっごく奥が深い。

お茶のセレクト一つひとつにも、温かい「おもてなしの心」が込められていたのが、すごく素敵でした。たとえば、寒い中をやってきてくださったオーディエンスのみなさんの体がよく温まるようにと、ジンジャーとローズマリーがブレンドされたハーブ・ティーがふるまわれたりとか。使っているお水も、オーナーさんのお母さまが sola さんのためにわざわざ遠方まで汲みに出かけられたという美味しいお水が使われていたりとか。

そして、そこでうたう sola さんも、「呼ばれました、うたいました、ありがとうございましたー」というだけでサックリと終わってしまうような、自己中心的な歌い手さんなどでは決してなく、ご自分がこの場所でうたうことの意義をじっくりと考えられ、カフェをモチーフにしたカヴァー曲や、カフェのムードに適した選曲をこころがけるのと同時に、『そらてん』にもいらっしゃっていたお客さまにも楽しんでいただけるよう、セット・リストの差別化も明瞭に意識されていました。
また、この日のライヴは完全予約制だったのですが、初めて sola さんのうたを聴くというお客さまもいらっしゃることや、お客さまの平均年齢が高めということも事前に踏まえ、そういったお客さまのために、sola さんとギターの tam さんの共通のルーツである'70~'80年代のフォーク・ソングの中から、かぐや姫やオフコースのカヴァーなども演奏されました。

そうした選曲の仕方も、まさに sola さんの「おもてなしの心」の表れなんですよね。

Lasah のオーナーさんと sola さんの「おもてなしの心」が美しく噛み合い、一つに融合したことで、味覚と嗅覚、聴覚の3つが、同時に心地良く満たされる、とっても居心地の良い、温かな空間が、生み出されていました。

『そらさんいんらさ』1 『そらさんいんらさ』2
『そらさんいんらさ』3


アンコールでのちょっとした企画も、これがまさに Lasah さんと sola さんのコラボ企画であることをよく表した、遊び心たっぷりのものでした。アンコールの演奏前には、フォーチュン・クッキー(北米圏の中華料理店では食後に出される、中にくじが入っているお菓子のこと)がふるまわれたのですが、そのフォーチュン・クッキーの当たりくじを引いたかたには、sola さんからCDが贈られ、そしてアンコールで歌う最後の1曲を、そのお客様に3つの選択肢の中から選んでいただく、という趣向。

この趣向は、これが単なるカフェ・ライヴなどではなく、Lasah さんと sola さんとのコラボ企画であることを、よく物語っていたと思います。

そうして歌われた最後の1曲は、「ぼくがつくった愛のうた」

アットホームな雰囲気の、ほっこりとしたアンコールでした。



Lasah のオーナーさんは、中国茶の美味しさを広めるだけでなく、アートに取り組んでいらっしゃるみなさんの作品発表の場、そして憩いの場としても、Lasah の空間を提供してくださっています。そのアートへの愛情は、美術だけではなく音楽にも向けられています。sola さんがうたっているあいだ、オーナーさんは目を閉じて、sola さんのうたと、tam さんのギターの音色に、じっくりと聴き入っていらっしゃいました。その姿が、私にはとても印象に残っています。

Lasah のオーナーさんは、LGBTのかたではありません。でも、とってもLGBTフレンドリーなかたです。しかも、LGBTに過剰に同情的にはならずに、この世には多様な性があるということを、ごく当たり前の事実として受け入れていらっしゃる、そんな雰囲気のかたで、だからとってもお話しやすいんです。

終演時のあいさつでも、Lasah にはLGBTのかたがよく集まられるということに、オーナーさんは触れていらっしゃいましたが、この Lasah というお店は、藤嶋にとっては特別な、大切なお店です。

オーナーさんのお人柄が、あの居心地の良さを生み出しているのだと、藤嶋は思います。

しかも、お茶だけでなくゴハンも、とってもオーガニックで美味! みなさんもぜひ足をお運びになってみてください!


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2011.02.11 Top↑
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