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美味しいお茶と食料雑貨のお店、二子玉川の Lasah では、今月はタガワマコトさんの作品展『さわりたい光』が開催されています。

『さわりたい光』1 『さわりたい光』2
『さわりたい光』3


そして2月20日、タガワさんの作品展とのコラボ企画として、(ともし)さんのワンマン・ライヴが、同じく Lasah を会場に行なわれました。

藤嶋が灯さんのライヴを観るのは、2009年9月6日の Living Together Lounge 以来。もちろん、それ以降も灯さんはずっと継続的にライヴで歌い続けてきています。だからこそ、と言いますか、灯さんのライヴ出演と藤嶋の予定が噛み合わなくても、「大丈夫、また次の機会があるさっ」などと悠長なことを考えているうちに、こんなにも間が開いてしまいました……。ひー。ごめんなさいごめんなさい。



今回のライヴの撮影では、演奏中の灯さんの姿は、すべてセピア・カラーで撮ってみました。灯さんにはセピアが似合うような気がしたので。

灯1 灯2
灯3


この日の灯さんは、オープニングの1曲を除いては、トレードマークの帽子を被らずにパフォーマンス。どうしてかというと、緊張のせいで、ものすごく汗をかいていたから(笑)。Lasah のオーナーさんの話によると、演奏中の灯さんは、後ろから見ていてもわかるくらい、大量に汗が出ていたんだそうな(笑)。

緊張の原因の1つは、マイクがなかったからだそうです。灯さん曰く、自分の前にマイクが置いてあると、それがお客さんとのあいだの壁(と、灯さんは表現していたんだけど、ニュアンスとしては緩衝材といったほうが正確かな?)になってくれて、緊張が和らぐのだそうです。

でも、今回はマイクがないので、お客さんとのあいだの壁がなくて、すごく緊張する、と。

この灯さんのMCって、実は灯さんの歌の世界の性質も同時に説明しているような気が、藤嶋は、しました。
シンガーのみなさんが歌を歌っている理由は、人によってさまざまだと思います。歌を歌っているときだけは自分に正直になれる人、あるいは歌を歌うことによって、違う自分になろうとしている人。歌を歌うことによって、本当は弱い自分を武装しようとしている人――。

灯さんの場合は。

歌を歌うことによって、周囲とのあいだにバリアーを張ってしまっている自分を赤裸々に表現している。

……という感じがするのです。

感覚的な言い方しかできないのがもどかしいんだけど、シンガーとしての灯さんって、歌を歌っているときだけ、周囲にあるバリアーが、オフになっている感じがする。

もちろん、これは藤嶋の個人的な解釈というか、根拠のない妄想なんですが。

でも、灯さんの歌を聴いていると、ふだんは悩み事を滅多に口にしない友だちが、自分にだけ悩みを打ち明けてくれたときに感じるような、そういう気持ちになるんだよね。

そして、灯さんの歌の中には、曲を書いた時点での「灯さんの今」が、すごく刻み込まれている感じがする。

そんなことを考えたのは、藤嶋の大好きな「川の流れのようだ」と、アンコールで演奏された「イエロウ」の2曲が、以前にライヴで聴いたときやCDヴァージョンとは異なった印象で聴こえたから。

単にアレンジが違うからというだけじゃなく、たぶん現時点での灯さんは、「川の流れのようだ」や「イエロウ」の中で歌われている葛藤を、既に通過している、あるいは通過しつつあるような気が、藤嶋はしたのです。

新しい曲ほど、現在進行形の生々しさがある。でも、「川の流れのようだ」とか「イエロウ」を歌っているときの灯さんの歌声には、過去の自分を振り返っているような、一歩引いたところからの客体性がありました。少なくとも藤嶋は、そう感じました。

灯さんの歌って、その一つひとつが、きっと灯さんの人生の石文のようなものなんだろうな。

だから、ほろ苦くて、そして甘酸っぱい。

灯4 灯5
灯6 灯7


マドンナのツアー・ドキュメンタリー映画『イン・ベッド・ウィズ・マドンナ』の逆パターンみたいな感じで、お茶をいただいているときの灯さんの姿は、セピアではなくカラーで撮影してみました。
灯8 灯9


そして、この日にふるまっていただいたお茶と、お茶菓子。2種類目のお茶は、タガワさんの作品展のテーマである「光」にちなんで、フラッシュという言葉が名前に含まれている紅茶。お茶菓子にはパフェもふるまわれて、今回は洋風な感じ。パフェはベリーが主体。甘酸っぱい感じのする灯さんの歌の世界にはピッタリ。そして、容器の底のほうに行くにしたがって、どんどん味が濃密になっていくの。
本日のお茶1 本日のお茶2
本日のお茶菓子




オーディエンスとして会場にいらっしゃっていた、くま絵師・悠さんは、灯さんのライヴをくま絵で実況中継。その場で何枚も何枚も、スラスラと描き上げちゃう。すげー。
灯さんのくま絵

灯さんが流した大量の汗もバッチリ描き込まれている上に、灯さんのオリジナル曲の替え歌まで歌わせています(笑)。



灯さん、心地よい歌声を、どうもありがとうございましたー!


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2011.02.22 Top↑
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