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ミッツ・マングローブ ミニライヴ&握手会フライヤー4月4日は俗に「オカマの日」などと言われていますが、現在テレビ界で大活躍をなさっているドラァグ・クイーン、ミッツ・マングローブさんの歌手デビュー・シングル「若いってすばらしい」の発売記念ミニライヴ&握手会が、この「オカマの日」に、タワーレコード新宿店7Fイベントスペースを会場に開催されました。

このインストア・ライヴの模様は、翌日にマス・メディアが一斉に報じています。

ミッツ・マングローブ、デビュー曲を披露(サンケイスポーツ、2011.04.05)

ミッツ、初のライブはミカン箱の上(デイリースポーツ、2011.04.05)

ミッツ・マングローブ、インストアイベントにも「不謹慎…」と恐縮(ORICON STYLE、2011.04.05)

私もこのミニ・ライヴに足を運んでいたのですが、人気絶頂のミッツさんだけあって、すごい数の取材陣が押しかけていました。インストア・ライヴというよりも、もはやマス・メディア向けの記者会見という雰囲気。

もちろん、ファンのかたもたくさんいらっしゃっていました。ところが、早い時間から被りつきを陣取っていらっしゃった背の高い男性のお客さんが、テレビカメラの邪魔になるからと、場所を移動させられたり、やはりテレビカメラの邪魔になるからと、お客さんには腰を下ろすことが要求されたりと、ファンのかたよりも取材陣のほうが明らかに優遇されていて、ファン向けの握手会も併せて開催されてはいたものの、実質的にはマス・メディアを対象としたイヴェントであったように感じました。

あくまでも一般のファンに向けて開催されたイヴェントなのであれば、主催・運営側は、集まったファンのかたたちに楽しんでもらうことを、まず第一に考えていただきたかったですね。そして、マス・メディアのかたたち、特に映像メディアのかたたちは、お客さんがたに対してもっと謙虚な姿勢で、取材活動を行なっていただきたかった。映像メディアのかたたちの、自分たちが優遇されることは当たり前と感じている不遜さが、正直、鼻につきました。

そうした不満は残ったものの、それらはミッツさんのあずかり知らぬことであって、ミッツさんのステージそのものは、とっても素晴らしかったです。

とにかく歌が巧い!

しかも、ミッツさんは単に歌が巧いだけのかたではないのです。

そのヴォーカル・スタイルも、ステージ・アクションも、メイクや髪型、衣装も、なにもかもすべてが、まさに昭和の歌謡歌手、そのもの。

仮に、テレビ東京あたりで放映されている昭和歌謡番組の中で、昔のVTRの合間に、ミッツさんのステージの映像がインサートされたとしても、ぜんぜん違和感は生じないであろう、というくらい。

昭和歌謡風味、なのではなく、昭和歌謡そのものなんです。

この日のステージで披露されたのは、CDに収録されている「若いってすばらしい」「五番街のマリーへ」「ブルー・ライト・ヨコハマ」の3曲。

オープニングとエンディングで計2回うたわれた「若いってすばらしい」のパフォーマンスでは、男性のダンサーのかたがおふたり登場。おそらくはクラブ・イヴェントでゴーゴー・ボーイを務めていらっしゃるかたたちなのではないかと私は勝手に推測しているのですが、そういったタイプのイケメンさんたちが、肌の露出の少ない爽やか系の衣装で昭和チックな振り付けを踊るという図が、すさまじくシュールでした(笑)。

オリジナルに忠実な作りの「若いってすばらしい」に対し、「五番街のマリーへ」ではスロー・ジャズ風の独自のアレンジが施され、ミッツさんのヴォーカルも艶っぽくムーディー。個人的には、この「五番街のマリーへ」が、今回のCDの目玉だと思っています。

そして3曲め、ミッツさんの生まれ故郷である横浜が舞台の「ブルー・ライト・ヨコハマ」を披露するにあたり、東日本大震災の発生を受けて、ミッツさんは次のようなお話をされました。

「慣れ親しんだ故郷の景色が、ある日突然変わってしまう現実とか、故郷を後にして別の街に行かなくてはいけない歯がゆさとか、いろいろな思いを抱えて今がんばっていらっしゃるかたたちがいます。でも、生まれ故郷の風景や匂いを忘れなければ、必ず故郷の景色は、形を変えたとしても、みなさんの前に戻ってくると、私は信じています」


この模様は、時事通信社が YouTube にて公開しているニュース映像の中で観られます。こちらです。ぜひご覧になってください。

いわゆるオネエキャラに分類されている日本のタレントさんのCDは、どうしても企画物としての性質が強くなってしまうため、継続的な歌手活動にはなかなか繋がってはくれないケースが多いのですが、今回のミッツさんのCDの場合、その内容は昭和歌謡のカヴァー集なので、その作品としての価値をミッツさんのキャラクターに負っているものでは全くありません。

今回のCDで示されているものとは、あくまでもミッツさんの昭和歌謡への造詣の深さと愛、そして歌手としてのミッツさんの才能と実力です。

このCDは、単なるキャラクター商品などでは、ゼッタイにありません。

発売元の日本コロンビアさんには、ぜひミッツさんのフル・アルバムも企画していただきたいです。期待しております!

“若いってすばらしい”
(2011)


若いってすばらしい若いってすばらしい
(2011/03/23)
ミッツ・マングローブ

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2011.04.23 Top↑
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