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1月29日、アメリカの複数のゲイ向けニュース・サイトが、ドラァグ・クイーンのシャロン・ニードルズ (Sharon Needles)の初めてのミュージック・ヴィデオ「This Club Is A Haunted House」の紹介記事を、一斉に掲載しました。

WATCH: Sharon Needles's 'This Club Is A Haunted House' (Out Magazine, 2013.01.29)

Sharon Needles ‘This Club Is A Haunted House’ Music Video (NewNowNext, 2013.01.29)

シャロン・ニードルズは、MTV系列のアメリカのLGBT向けテレビ局 Logo のリアリティ番組『RuPaul's Drag Race』に出演して一躍有名となった、異色のドラァグ・クイーンです。

どう異色なのかというと。

彼女は、“US版ホラー女装”とでも形容したくなるような、ゴス系のメイクとボンテージ・ファッションが特徴のドラァグ・クイーンだからなんです。

シャロン・ニードルズ


『RuPaul's Drag Race』は現在第5シーズンがスタートしたばかりですが、シャロン・ニードルズは昨年放送された第4シーズンの優勝者です。2004年からドラァグ・クイーンとして活動していた彼女は、この『RuPaul's Drag Race』への出演によって、全米級の人気タレントとなりました。

マリリン・マンソンを彷彿とさせる、ダークで耽美な彼女の個性は、玄人衆からの支持も多く集めているようで、あのレディー・ガガも Twitter でシャロンを絶賛しました。

レディー・ガガのツイート


そんな彼女が、今度は歌手として、デビュー・アルバム『PG-13』をリリースしました。アメリカのゲイ・メディアが一斉に彼女のミュージック・ヴィデオの紹介記事をサイトに掲載した1月29日は、そのリリース日でした。

コックリさんや悪魔崇拝など、ホラー・ストーリーの古典的モチーフがふんだんにちりばめられている、この『PG-13』の売れ行きは、なかなか好調のようで、アメリカの iTunes Store のポップ・アルバム・チャートでは、このエントリを書いている時点で4位を記録しています。

iTunes Store Pop Chart のスクリーン・ショット


参加しているゲスト陣も、豪華な顔触れがそろっています。オープニングの「This Club Is A Haunted House」では、ル・ポールが「Supermodel (You Better Work)」の冒頭のナレーションのパロディを自ら演じているほか、ニューヨークのクラブ・シーンを代表する MtF (Male to Female)のドラァグ・クイーンのアマンダ・ルポール、さらにはシザー・シスターズのアナ・マトロニックや、MtF のパンク・ロッカーの先駆として伝説的な存在となっているジェイン・カウンティなどが、このアルバムでシャロンと共演しています。

全体的な音はクラブ・ミュージックが主体となっていますが、ジェイン・カウンティとの共演曲などはゴリゴリのパンク・ロックとなっていて、ゲイ・カルチャーの主流を形成している要素と、その主流に対するカウンター・カルチャーとしてのクイアーコア的な要素が、シャロン・ニードルズという存在とそのアルバム『PG-13』という一つの器に、鮮やかに収まってしまっている点が、非常に面白いと私は思います。お薦めの一枚です。

シャロン・ニードルズ『PG-13』ジャケット


それでは、「This Club Is A Haunted House」のミュージック・ヴィデオをご覧ください。タイトルからして既にホラーですが、終盤ではシャロンが血塗れになりながら歌っています。血が苦手なかたは、閲覧を注意してくださいね。でも、楽曲はとってもキャッチー。



"This Club Is A Haunted House"
(2013)


iTunes - ミュージック - Sharon Needles「PG-13」



Sharon Needles Official Website
http://sharonneedles.com/



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2013.02.02 Top↑
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