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 先週(2014年6月15日から6月21日まで)の、私の目に留まった主なLGBTミュージック関連のニュースを、ダイジェストで紹介します。







■2014年6月15日■

 虹組ファイツの卒業生で、現在はゲイ・アイドリストとして、ゲイ・シーンを中心に活躍をされているсн∀маさんが、新宿 OSCAR LOUNGE を会場に、2度目のワンマン・ライヴ『сн∀ма 2nd コンサート2014春』を開催なさいました。

 私は残念ながら足を運ぶことはできなかったのですが、当日のсн∀маさんのセット・リストを、Twitter のсн∀маさんの公式アカウントから、以下にコピペします。

сн∀ма セットリスト

▼1部
1.Mother Nature Land
2.DISTANCE
3.17cm
4.冬の星座

▼2部
1.裸でGOGO!!
2.むっちゃ好っきゃねん先輩!
3.はじめての夏恋パラダイス!

▼3部
1.DON'T GIVE UP YOUR DREAM
2.そっとしたい でも ぎゅっとしたい
3.イケないブレザー
4.愛のカケラ。
5.恋ふるえんざ
EC.はじめての夏恋パラダイス!


 ああ、観に行きたかったなあ……。

 そして、当日のダイジェストの動画が、こちら。



※chama official blog ~ 恋のゴールド免許証取得CHU★ ~ http://ameblo.jp/chamaspaland/






■2014年6月16日■

 ゲイであることをカミング・アウトしたのちにリリースしたアルバムが、全米チャートで No.1を記録した、2014年6月時点での、ただ1人のアーティスト、アダム・ランバート (Adam Lambert)

 そのアダム・ランバートが、先月の末に事実上のカミング・アウトを行なったばかりのサム・スミス (Sam Smith) に、エールを送ったというニュースが、イギリスの複数のゲイ・メディアで話題となりました。

 ※Adam Lambert: ‘Sam Smith's sexuality shouldn’t be a big deal’ (Attitude.co.uk, 2014.06.16)

 ※Adam Lambert: Sam Smith not used to people 'dissecting' his sexuality (PinkNews.co.uk, 2014.06.16)

 これらの記事の元になっているのは、タブロイド紙『Daily Star』のサイトに掲載された次の記事です。

 ※Adam Lambert gives emotional support to pop idol Sam Smith (Daily Star, 2014.06.15)

 アダム・ランバートは『Daily Star』紙の記者に、次のように語ったそうです。

“サムは、自分の性的指向が人に分析されたり、口の端に上ったりするようになっていくのを、身をもって感じているところだろうね。僕がカム・アウトしてから、物事はずいぶんと変わったけれども、依然としてそれは騒ぎになったり、話の種になったりする。彼は大変だよ。”

“彼は僕に言ってたよ。自分の性的指向が問題になったことは今まで一度もなかったって。それなのに、誰もがそれをおおごとにしてしまうんだ。そんなのおかしいよ。”


アダム・ランバート バイオグラフィー (Queer Music Experience.)

サム・スミス バイオグラフィー (Queer Music Experience.)

In the Lonely HourIn the Lonely Hour
(2014/06/17)
Sam Smith

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■2014年6月17日■

 ゲイであることをデビュー時から明かしていたシンガーとしては初めて、主流のポップ・シーンでも大成功を収めた、オープンリー・ゲイ・ミュージシャンの偉大なる先駆者、ジミー・ソマーヴィル (Jimmy Somerville)

 1984年に全英のシングル・チャートで最高3位を記録した、彼の記念すべきデビュー曲「スモールタウン・ボーイ (Smalltown Boy)」のリリース30周年を記念して、同曲のアコースティック・ヴァージョンが、新たにレコーディングされました。

(同曲の大ヒットから30年という時間が既に経過している事実に、いろいろな意味で愕然としている私)

 ※Watch! JimmySomerville Resurrects “SmallTown Boy” Thirty Years Later (The Backlot, 2014.06.17)

 そして、レコーディングの様子を収めたミュージック・ヴィデオが、こちら。聴く人の心に突き刺さってくる、彼の鋭いファルセットは、今も健在です。

“Smalltown Boy (Reprise 2014)”
(2014)


ジミー・ソマーヴィル バイオグラフィー (Queer Music Experience.)






■2014年6月17日■

 クイーン (Queen)の未発表だった初期のライヴ音源のリリースが、急きょ発表されました。本国イギリスでは9月8日、日本では9月10日に発売となります。

 タイトルは、『ライヴ・アット・ザ・レインボー '74 (Queen: Live at The Rainbow '74)』

 ※伝説のクイーン初期のライヴ音源、映像 9/10緊急発売決定!(ユニバーサルミュージック)

『ライヴ・アット・ザ・レインボー '74』ジャケット


 このライヴ・アルバムは2枚組。Disc1 に収録されているのは、1974年3月にイギリスのレインボーで行なわれたライヴの模様。Disc2は同会場での11月のライヴの模様。

 どうしてこのアルバムが未発表だったのか、その理由は、上にリンクを張った日本盤のレーベルの公式サイトに掲載されている、プレス・リリースの日本語訳に拠ると、

「その電撃的なライヴの模様は、クイーンの最初のスタジオ・アルバム4作を共同でプロデュースしたロイ・トーマス・ベイカーがレコーディングし、バンドのサード・アルバム(および初のライヴ・アルバム)としてリリースされる予定だった――ジェイムズ・ブラウンの《ライヴ・アット・ジ・アポロ》やザ・フーの《ライヴ・アット・リーズ》のような、キャリアを決定づけるライヴ・アルバムとなるはずだったのだ。エンジンを全開にしたライヴ・バンドのマジックを捕らえることに主眼を置いた《クイーン:ライヴ・アット・ザ・レインボー '74》がリリースされていれば、ほぼ間違いなく大ヒットとなっていただろう。だがクイーンの創造力は止まるところを知らず、いつでもレコーディングできる状態の新曲が、早くも山積みになっていた。そこでバンドはライヴ・アルバムをリリースする代わりにスタジオ入りし、最終的は1974年のブレイクスルー作、《シアー・ハート・アタック》となるアルバムのレコーディングを開始する。おかげですでに完成していた《レインボー》のライヴ・アルバムは、お蔵入りの憂き目にあった。

(中略)

そして今、40年もの歳月をへて、《クイーン:ライヴ・アット・ザ・レインボー '74》がついにアーカイブ(記録保管庫)から浮上し、みずからの才能を見せつける将来のスーパースターたちの貴重きわまりない記録を、提供してくれる運びとなったのである。」


 ……だそうです。

ライヴ・アット・ザ・レインボー'74 (通常盤)ライヴ・アット・ザ・レインボー'74 (通常盤)
(2014/09/10)
クイーン

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■2014年6月17日■

 イギリスのボーイバンド、ブルーのメンバーのダンカン・ジェイムズは、2009年に、イギリスのタブロイド紙『News of the World』からのインタヴューに答えて、バイセクシュアルであることをカミング・アウトしています。

 そのダンカン・ジェイムズが、今度はバイセクシュアルではなくゲイであることをカミング・アウトした、というニュース。

 ※Duncan James of Blue Is All Gay, Except When He's Not (Out.com, 2014.06.17)

 といっても、実はこれは最新の話題ではなく、4月10日付で Gay Star News.com に掲載された記事が、Out.com で改めて取り上げられたものです。

 ※Duncan James: ‘I call myself gay, but I still have sex with women’ (Gay Star News, 2014.04.10)

 これらの記事に拠ると、ダンカン・ジェイムズは次のように発言しているそうです。

“考えてみたら、俺は男と寝るんだから、それはつまり俺がゲイだっていうことだ。女性とも寝るかどうかには関わりなく、俺は今でも男と寝てるんだから、つまりゲイってことだ。今でも女性には魅かれるし、女性と寝るのにも抵抗はない。ここ2年ほどは女性とは寝ていないけれど、出会いがあれば、女性とも付き合うだろうと思う……女の子とロマンティックでセクシュアルな関係になることもあり得るだろうね。”

“でも、やっぱり俺はゲイだよ。俺はゲイの男だ。俺は男が好きなんだから、だからゲイだ。誤解しないでほしいんだけど、人はもともとバイセクシュアルなんじゃないかと思うよ。俺がバイセクシュアルをカム・アウトした当時は、バイセクシュアルだと説明したほうが、話が簡単だったんだ。俺はゲイだけど、でもレッテルはどうでもいい。人が俺のことをバイセクシュアルと呼ぼうが、ゲイと呼ぼうが、本当にどうだっていいよ。”


ダンカン・ジェイムズ
(画像は Out.com の記事から)







■2014年6月18日■

 モロッコのラバトで毎年開催されている、国際的なミュージック・フェスティヴァル、マワジン。そこに出演したリッキー・マーティン (Ricky Martin)が、1999年に全米のヒット・チャートで最高2位を記録した代表曲「シーズ・オール・アイ・エヴァー・ハド (She's All I Ever Had)」を、その歌詞に登場する「彼女」を、全て「彼」に代えて歌った、というニュース。

 ※Ricky Martin uses ‘he’ in performance of ‘She’s All I Ever Had’ (Attitude.co.uk, 2014.06.18)

 モロッコでは、同性愛は違法とされています。リッキーがマワジン・フェスティヴァルで「シーズ・オール・アイ・エヴァー・ハド」の歌詞の「彼女」を、「彼」に代えて歌ったのは、そうしたモロッコのアンチ・ゲイ法へと向けた、彼からの抗議の意を表すものでした。

 リッキーは「シーズ・オール・アイ・エヴァー・ハド」の歌詞を、次のように変えて歌いました。

“It’s the way he understands / He’s my lover, he’s my friend / When I look into his eyes it’s the way I feel inside/Like the man I want to be / He’s all I ever need.”

 そのパフォーマンスの動画が、こちら。








■2014年6月18日■

 MtF (Male to Female) のトランスジェンダーであることをオープンにしている、アフリカン・アメリカンのヴァイオリニストであり、メゾ・ソプラノのオペラ歌手でもある、トーナ・ブラウン (Tona Brown) が、アフリカン・アメリカンのトランス女性としては初めて、ニューヨークのカーネギー・ホールで、来週の6月25日にコンサートを開くことが決まりました。

トーナ・ブラウン
(画像は Out.com の記事から)


 カーネギーでコンサートを開くにあたっては、4,000ドルの費用が必要でした。彼女はこれを、クラウドファンディングによって調達しました。10代のころからの夢だった、カーネギー・ホールでのコンサートを実現させるために、地道に努力を重ねる彼女の姿を、Out.com や The Huffington Post は、以前から報じていました。そして見事に夢を実現させた彼女を、Out.com は「歴史を作った」と評し、彼女のインタヴューを掲載しています。

 ※Tona Brown Makes History: She's 1st Transgender African-American woman to play Carnegie (Out.com, 2014.06.20)

 イギリスのLGBT向けニュース・サイト、PinkNews.co.uk も、今回のトーナ・ブラウンの偉業を報じています。

 ※US: Trans violinist to play Pride concert at Carnegie Hall (PinkNews.co.uk, 2014.06.20)

 こちらの PinkNews.co.uk の記事では、The Huffington Post に5月23日に掲載された彼女のインタヴュー記事から、いくつかの発言を引用して紹介しています。それに拠ると、彼女は次のように述べています。

“コンサートのタイトルは『From Stonewall to Carnegie Hall』です。(ストーンウォール・インの反乱が起こった)1969年から今日までの、アメリカのLGBTの人たちが置かれている窮境について、音楽とスピーチを通じて、啓発を行ないたいからなんです。

私は14才のころから、カーネギー・ホールで演奏するのを夢見てきました。そのころの私は、ヴァージニア州のノーフォークにある州知事特別芸術学校に通っていました。

そこでわかったことというのは、練習に練習を重ねて、誰にも負けないくらい勉強をしたならば、いつかはカーネギーホールで演奏できるんだ、ということでした。

(コンサートを開きたいという)私たちの申し入れが、カーネギー・ホール側に承認されたという報せを聞いたときには、最初は驚きました……「イエス」の返事がもらえるなんて、信じられなかったんです!

友だちにこのことを報告していたら、これまでにカーネギー・ホールのステージを横切っていった全ての偉大なる芸術家たちのことが頭をよぎって、思わず涙がこぼれてきました。

そうした芸術家たちの多くは、有色人種のアメリカ人でありトランスジェンダーでもある私と同じように、たくさんの障害を乗り越えてきたんです。”








 それでは、今週はこの辺で。


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