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ダスティ・スプリングフィールドの伝記映画

一昨日(2月21日)、以下のリンクのニュースがインターネットで出回った影響で、「ダスティ・スプリングフィールド」を検索語にして当ブログにアクセスしてくる人が増えています。

シャリーズ・セロンとケイト・モスがレズビアン関係で映画共演の噂

この記事は、シャーリーズ・セロンとケイト・モスが、ダスティ・スプリングフィールドの伝記映画で共演するらしい、というものです。





ダスティの名を検索語にしてアクセスしてくる人が増えたということは、シャーリーズ・セロンやケイト・モスの名前は知っていても、「ダスティ・スプリングフィールド? 誰、それ?」っていう人が多い、っていうことなんでしょうね。

ダスティ・スプリングフィールド


さて、このニュースは、ABC振興会のほかにも、いくつかのブログで話題になっていました。

が、それらの記事を読んでも、ニュースの出所が今一つはっきりとしません。

そこで、自分が頻繁にニュース・ソースとして用いているGay.com UKを調べてみました。こちらでは、22日付で、このニュースが掲載されていました。

Kate Moss to go lesbian?

ABC振興会の見出しでも「噂」と断わってますが、Gay.com UKの記事を読んでも、やはりこのニュースは、現時点では噂の領域を出ていないようです。

Gay.com UKの記事でも、やはりニュース・ソースはハッキリとは示されておらず、「インターネットでの噂によると」なんていうふうに書いてあります。

なので、これはインターネット上で出回っている噂に過ぎず、正式発表に基づいたニュースではなさそう。

ただ、映画の製作準備が進められていること自体は、どうやら本当っぽい。

監督に予定されているのは、『ブロークバック・マウンテン』のアン・リー。

ゲイやレズビアンであることを秘して生きたアーティストの伝記映画では、大抵の場合、彼らの性的指向はうやむやにされてきました。しかし、監督が『ブロークバック・マウンテン』のアン・リーなら、60年代という時代にレズビアンとして生きねばならなかったダスティの姿を、きっちり描き出してくれるものと思います。

そしてキャストは、ダスティ役がシャーリーズ・セロン、ダスティの最初の恋人役がケイト・モス、と現時点では報じられていますが、Gay.com UKの記事を見る限りでは、これは正式決定というわけではなく、あくまでも候補として彼女たちの名前が挙がっている、ということのようです。



世間の大半の人は、このニュースを、シャーリーズ・セロンやケイト・モスに関連したニュースとして読んでいると思います。

でも、自分にとっては「ダスティ・スプリングフィールドの伝記映画が作られる」ということこそが重要。

だから、演じるのが誰であろうと、別に構いません。

自分が関心を持っているのは、誰が演じるかではなく、どのような演技をしてくれるか。

レイ・チャールズの伝記映画に主演したジェイミー・フォックスのように、もはや本人が憑依しているとしか思えないような演技をしてくれる人が、ダスティ・スプリングフィールドを演じてくれることを期待します。


ちなみに、ゲイやレズビアンであることを隠したまま亡くなったアーティストの性的指向を描くことが、あたかもそのアーティストを辱めているかのように感じるという人は、自分がこのブログで昨年の11月6日に書いた「ルーサー・ヴァンドロスのセクシャリティを巡る話」を読んでみてください。

ゲイやレズビアン、バイセクシャルやトランスジェンダーの人たちが、どういった気持ちで自分たちのロール・モデルを求めているのか、それを理解してもらいたいです。



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コメント

このところQ.M.E.にはまってます

藤嶋様
たびたびお邪魔してすみません。引き続き勉強させていただいてます(^^ゞ

ダスティ・スプリングフィールドというと大御所、というイメージがありますが「とどかぬ想い」などというと私世代ではむしろPet Shop Boysを連想します(^^
 
「憑依」といえば、ミュージカル「TABOO」で若き日のボーイ・ジョージを演じたイアン・ユートンにも驚きました。身長はちょっと足りないものの、声まで似てました。

ところで質問なんですが、Q.M.E.には池畑慎之介とか美輪明宏とかは登場しないんですか?あんまりベタでしょうか。前田健もいちおう歌ってますが…。ピーターの新作映画が面白そうだったので、ふと気になりました。

Euan Motonのことです

すみません「ユアン・モートン」です。大丈夫か私…。

レスです。

>RIVAさん

自分も全盛期のダスティ・スプリングフィールドをリアルタイムで知っているわけではないので、やはり「とどかぬ想い」の印象が強いですね。
「とどかぬ想い」をダスティの代表曲のように見做すのは、熱心なファンの方には、たぶん不本意なことだとは思いますが、ダスティの歌声をリアルタイムで体験できたということに変わりはないと思うんですよ。それは幸福なことだと思いますね。

それから、Q.M.E.での日本のアーティストの扱いについてですが、どういう方針で展開していくべきか、いろいろと悩んでいるところで、一時的に更新を休止しています。

今後の方針をどうするか、後日このブログで記す予定です。


Dusty-the Musical

はじめまして。的確で鋭い批評、いつも楽しく読ませていただいてます。
ダスティ・スプリングフィールドのミュージカルがオーストラリアで上演中です。
http://www.dustythemusical.com/
メルボルンでの公演は終了してしまい、私は見逃してしまいましたが、友達によると結構楽しかったとか。

*時期外れのコメントご容赦ください。

レスです。

>takashi@melbさん
はじめまして。というか、某ソーシャルネットで、お互いに足あとの残し合いをしている、あのtakashiさんですよね?(笑)
いつかご挨拶しなければとタイミングを伺っていたんですが、コメントをどうもありがとうございます。m(_ _)m

時期外れどころか、takashiさんのくださった情報、藤嶋にはストライクでした。
以前紹介したサマンサ・フォックスのインタヴューに、ダスティの名前が出ていたことから、改めてダスティに興味を持ち始めるようになって、そこに伝記映画の製作のニュースが重なり、ダスティ熱が高まっていたところだったんですよね。

公式サイトを見ましたが、メチャクチャ面白そうじゃないですか! このミュージカル。すげー観てみたい……。

これからもよろしくお願いいたします。(^^
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