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引き続き、YouTubeで発見したレアなミュージック・ヴィデオの話題です。

'80年代イギリス最大のヒット曲の1つ、「Relax」で知られるフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの、メジャー・デビュー前の映像が、YouTubeにアップロードされています。

このヴィデオ・クリップは、彼らがZTTレーベルと契約する前に、インディー・レーベルから「Relax」をリリースしたときのプロモーション・ヴィデオだと思うのですが、これを観ると、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドとは本来こうしたバンドだったのだということが、よくわかる作品です。




なにしろ、ここでのフランキーは、全員が露出度の高いボンテージ・ファッションです。リード・ヴォーカルのホリー・ジョンソンは革のブーメラン・パンツ姿だし、コーラスのポール・ラザフォードに至ってはTバックです。

ZTTと契約後に製作された「Relax」のヴィデオ・クリップは、イギリスとアメリカの両国で放送禁止となっているのですが、メジャー・デビュー前の映像と比較してみると、彼らのファッション自体は、かなり抑えられていたのだと実感できます。

みなさんも、ぜひ見比べてみてください。

(なお、ZTT契約後の「Relax」のヴィデオは、以前にもこのブログに貼り付けたことがありましたが、そのときのヴィデオは、音声と映像が一部、途切れていました。今回貼り付けているのは、完全版です。)

"Relax"
(pre-ZTT version)

(1982)


"Relax"
(version 1)

(1984)


ちなみに、「Relax」のヴィデオ・クリップは、ZTT契約後だけでも、全部で3種類が存在しています。

2種類めは、最初に製作したものが放送禁止になったのを受けて撮影されたもので、映像自体は非常に大人しいものです。

3種類めは、彼らのライヴの模様が中心になっており、全英での大ヒット後に、アメリカの視聴者に向けて製作されたものです。その甲斐あって、この「Relax」は、ゲイのセックスを歌った曲であるにもかかわらず、アメリカでも最高位10位を記録するヒットとなりました。日本でのオンエアの中心になったのも、このヴァージョンだと思います。自分が初めて観た「Relax」の映像は、この3種類めでした。

"Relax"
(version 2)

(1984)


"Relax"
(version 3)

(1985)




全部で4種類ある「Relax」の映像を、年代順に見比べてみると、大きな舞台での成功と引き換えに、彼ら本来の姿が、どんどん抑制されていったことがわかります。

自分の好みから言えば、彼らにはZTT契約前のファッションを、契約後も貫いてほしかったところですが、成功する可能性は、当時は低かったでしょうね。現在のイギリスならば、シザー・シスターズという成功例があるので、こうした路線も受け入れられる土壌があるでしょうが、現在のアメリカは更に保守化しているので、そもそもレコード会社との契約自体が成立しないだろうという気がします。



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2006.06.19 Top↑
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