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このニュースを取り上げていた日本のサイトは、自分の知る限りでは、ABC振興会さんと、ゲイ雑誌『バディ』が運営するゲイ向けポータル、バディジェーピィ

今回の騒動の発端は、『National Enquirer』誌に掲載された記事がきっかけなんですが、これが日本語記事の中で「生々しい」と語られているのは、クレイの相手とされているジョン・ポーラスという元グリーン・ベレーの38歳の男性が、クレイとのセックスの内容を、やたら詳細に語っているからなんですよね。

これらの報道から、自分が何を感じたか。






クレイ・エイケンがゲイであるかどうかについては、はっきり言って、どうでもいいんです。

クレイ・エイケン自体がどうでもいい、という意味ではないです。

改めて確認しておきますが、性的指向というのは、本人以外の誰にも、外部から決めつけることはできません。

死後になってから、関係者の証言で同性愛が明かされたセレブも多くいますが、それは言ってみれば、「死人に口なし」で同性愛者とされているようなものなんです。

存命中の人の性的指向を、本人以外の他人が立証するのは、原則的には不可能です。

異性愛か同性愛かを分かつ、「物質的な根拠」が存在しない以上、本人が同性愛を否定してしまえば、本人以外の人間が、その人物の同性愛を立証するのは不可能のはずです。

――ですよね?

ということは、たとえメディアがどれだけ騒ごうが、それは結局、「空騒ぎ」に過ぎないんですよ。

さもなくば、「脅迫」。

「ほらほら、これだけ証拠が出揃ってるのに、お前はまだカミングアウトしないのか? さっさと本当のことを言っちまえよ」という、メディア越しの脅迫です。

だから、自分はセレブの性的指向を詮索することに、関心はない。

カミングアウトしたセレブの勇気を自分は大いに賞賛するけれども、だからといってクロゼットのセレブを批判する気持ちはない。

性的指向とどう向き合っていくかは、本人が決めることだから。



では、なんで自分がこの話題をブログで取り上げているかというと、この騒動の張本人であるジョン・ポーラスを批判する声が、どうしてメディアの側から挙がらないのか、ということなんですよね。

流出しているチャット画像が、はたしてクレイ本人なのかどうかは不明なんですが、仮に本人だったとして、プライベートに関する資料、特にセックスに関わるものを、本人の許可もなくメディアに流すというのは、甚だ倫理を欠いた行為だと思うんですよ。

ましてや、ゲイであることを秘しているセレブを相手に、それをやってしまうというのは、かなり酷い。

仮に、ゲイであることを隠している日本の芸能人が、こっそり二丁目に飲みにきたとして、そのバーのマスターが、メディアにそのことをリークしたとしたら、たぶんそのマスターは、二度と二丁目で商売できなくなりますよ。お客様のプライバシーを言いふらした、ということだから。

アウティングっていうのは、卑劣きわまりない行為なんですよ。

でもアメリカのタブロイド紙は、そういった人々の非を問うことは、絶対にしない。

なぜなら、それらの人々は、貴重なニュース・ソースだから。

ニュース・ソースを批判するわけにはいかないから、今回のようにセレブのセックスが暴露されたとき、情報源となった人々の卑劣さを問う動きは、メディアの側からは絶対に起こらない。

その部分に関する注意を促したくて、この話題について取り上げてみました。

アウティングがいかに卑劣な行為かということを、一般のメディアは取り上げようとしない。その陰日向ぶりこそが、自分が問題としていることです。

そして、繰り返しになりますが、性的指向は、本人以外の誰にも決めつけることはできません。

だから、クレイ・エイケンが自分から告白しないかぎり、自分は彼の性的指向に関心はありません。



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2006.03.22 Top↑
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